きゃらりこ日誌

2025年12月

新ウェブログCGI“StaticLeaf Weblog System”を作りました

サイト管理

6月の記事で、長年使ってきたDiaryCGI nicky!の機能拡張に限界がきていることを書きましたが、それならいっそ自分好みのウェブログシステムを作ってみようと思い立ちました。
そこでPHPとSQLiteを使い、自分用の道具として“StaticLeaf Weblog System”を、先月作りあげました。
また、開発コンセプトを忘れないようにするため、キャッチコピーもつけました。
キャッチコピーは、「さりげなく、ずっと私のそばに。 しなやかで、素朴なウェブログシステム。」です。

StaticLeaf Weblog Systemのロゴマーク
StaticLeaf Weblog Systemのロゴマーク

StaticLeafの大きな特徴は、WordPressのように動的ではなく、静的HTMLで対応するということです。
公開系はすべて静的HTMLで、ブログ管理・記事生成系のスクリプトは公開系とは別ディレクトリに置く設計になっているので、セキュリティも万全です。
StaticLeafを自作する前には、5年ほど前に流行った静的サイトジェネレータや、今でも主流のWordPressを試してみました。
しかし、私の用途では無駄に規模が大きすぎたり、最低でも10年間は使う想定なので定期的なセキュリティアップデートの手間や、サードパーティのプラグインのサポート期間の問題などがネックになり、すべて自作するという結論になりました。

開発では、昔少しかじった程度の知識しかないPHPをあらためて学び直しました。
久しぶりに触ったので文法や挙動を思い出すのに苦労しましたが、StaticLeafはシンプルな構造だったため、大きくつまづくことはありませんでした。
またスクリプトの作成からデバッグ、名前、キャッチコピー、ロゴの選定まで、ChatGPTの力をたくさん借りました。
私には考えつかなかったアイデアや、すっかり抜け落ちていた点などを提示してくれて、私の発想は大いに刺激されました。
また地味に面倒くさい作業もお手の物で、私にはないデザインセンスで助けてもらい、改めてAIの力の凄さを実感しました。


まだテスト運用を重ねながら細かい調整をしている段階ではありますが、ひとまず使える形になりました。
正式稼働は来年の1月からです。
これからも必要に応じて少しずつ手を入れながら、使い勝手のいい柔軟な道具として育てていきたいと思います。


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