ここのところ、「
魔法の天使クリィミー」にはまってます。
ごみ置き場に置き去りになっていたビデオテープに「クリィミーマミ」と書かれていたのに興味を持って、拾ったのがきっかけ。
クリーミィマミは1983年7月〜1984年6月に放送されたアニメなんですが、拾ったビデオは1991年夏に再放送したものを録画したものでした。
古いテープだから映像・音声はボロボロかなぁと思っていたんですが、保存状態がよくてビックリ。
それにしても、今のアニメを見慣れている私にとって、80年代のアニメ演出は興味を惹かれました。
カットごとに絵にアニメーターの個性が出まくりで、脚本もキャラクターの口調がメチャクチャ。
しかしネガの口調が、いきなり関西弁になったのには面食らいました。
(次の話からは元の口調に戻りましたが)主題歌と主人公 森沢優(クリィミーマミ)役は、当時アイドルだった
太田貴子さん。
アイドルな歌い方&歌詞は慣れてしまえば、むしろ心地いいです。
⇒
em-colle! メモリアル・アイドルコレクション〜太田貴子〜 試聴ページそういえば、先日購入した「
日経キャラクターズ!2004年9月号」(日経BP社)の、「魔法少女の系譜」という記事にクリィミーマミについて書かれてました。
マミが新しかった点、それは芸能界でのアイドルデビューという女の子なら誰でも憧れる、現実的な夢を描いた点にある。
そして、主人公の心の成長に主眼を置き、重厚な物語を作り上げた。これが大人のファン層の拡大につながった。
主人公が魔法を使う意味を考え、成長していくというテーマは、その後のシリーズに受け継がれていく。
ということだったそうです。
この記事には、キャラクターデザイナー 高田明美さんと、スタジオぴえろ(現 ぴえろ)の社長 布川ゆうじさんの対談もついてます。
マミの裏話もありますので、興味のある方はぜひ買って読んでみてください。