きゃらりこ日誌

2010年03月

eneloopのロゴのフォント

雑学 / 生活
[eneloopロゴの説明画像]最近フォントに興味をもっているのですが、充電池のeneloopのロゴのフォントが気になったので調べてみました。
サンヨーのブロガーミーティングで「三洋電機のオリジナルフォント」との発言があったようですが、最近のロゴマークは既成フォントを改変して作るのが一般的です。
また派生商品や、同社の空気清浄機や掃除機でもこのフォントが使われているため、完全なオリジナルフォントということは考えにくい。
しかも、どこかで見たことあるような気が……

ということで、 MyFontsのWhatTheFont!(http://new.myfonts.com/WhatTheFont/)というサービスを使って、ベースとなったフォントを探してみました。


どうやらロゴ部分のフォントは、ITC Bauhaus Lightをベースにしているようです。
また他のeneloop派生商品のロゴと比較してみたところ、ほぼ一致しました。
Bauhausは1975年にドイツで作られたフォントで、街中やファッションブランドのロゴでもよく使われる、メジャーなフォントです。
ロゴと再現を比較してみると、eの横線や、pの曲線の閉じ方をいじっているのがよく分かります。

またロゴの下の英文は、ITC Avant Garde Gothic Mediumを使用しているのではないかと思われます。
Avant Garde Gothicは、1968年にアメリカ創刊されたサブカルチャー雑誌「Avant Garde」のロゴとして制作されたものだそうです。
文字の下部が電池の曲面のせいでやや短くなっているので、充電器セットのパッケージと比べてみたところ、酷似していました。

(初出:はてなダイアリー「Tech² memo」)

[ | この記事のURL ]


楽天の各店舗の携帯メールマガジンを、PCから一括解除する

インターネット / PC・家電
携帯電話で楽天市場を使っていて、いろいろなキャンペーンに参加すると、携帯宛にも店舗のメールマガジンが届くようになります。
最初は店舗メルマガが届くたびに解除していたのですが、登録件数が増えてくるとかなりの手間です。
しかも私の場合は、300件を超えていたので、途中からやってらなくなりました。
というわけで、どうすれば一括解除できるのか調べてみました。

素直にヘルプを見る
楽天のFAQに、以下のようなページがありました
【楽天市場】ヘルプ「携帯メールアドレス宛てに届くメルマガを、パソコンから停止したい」
 http://ichiba.faq.rakuten.co.jp/app/answers/detail/a_id/4015
楽天本体が発行しているメールマガジンについては、 https://emagazine.rakuten.co.jp/ns?act=chg_data から一括解除ができました。
ただし各店舗のメールマガジンは、PC版メルマガは一括解除可能だが、携帯版メルマガでは個別に解除するしかないとのこと。

意外な盲点を突いてみるも…
PCのアカウントから、登録している携帯のメールアドレスを削除してみました。
しかし、メールは止まりません。
アカウント自体を解約しても、同じだそうです。

楽天のサポートに聞いてみる
楽天のお客様担当窓口に聞いてみたところ、「システム上の配信停止措置」というものが可能とこと。
news @ faq.rakuten.co.jpあてに、
件名:
 ■携帯宛メルマガ一切配信停止希望■
本文:
 携帯宛メルマガ一切の配信停止を希望します。
 【メールアドレス】
というメールを送れば、以後一切の配信を止めてくれます。
停止の対象は、楽天のメルマガ・楽天ショップのメルマガ・ポイント明細・楽天会員ニュースなどで、同じメールアドレスで配信を再開させることはできません。
私は とある店舗のメルマガを自分の意志で購読しているので、これが受信できなくなるのは困ります。

ちょっと手間をかけてみる
あまり知られていないのですが、PC版の店舗メルマガの解除フォームに携帯電話のメールアドレスを入れても、携帯版の店舗メルマガが解除できます。
ちなみに解除フォームのURLは、
http://www.rakuten.co.jp/【店舗のアカウント名】/news.html
です。
また楽天のお客様担当窓口に問い合わせれば、携帯電話で配信登録しているショップのアカウント名を教えてくれます。
これらと、パソコンの操作を自動化するソフトを使って1件ずつ登録を解除してゆくことにしました。
ちなみに、私はUWSCという自動化ソフトを使いました。


詳細はソフトやブラウザによって異なるので、手順の概要だけ紹介します。
まずブラウザを立ち上げ、次にメモ帳・テキストエディタなどに、配信登録しているショップのアカウント名を貼り付けます。
そして、自動化ソフトに以下の手順を繰り返させます。
1. メモ帳に書かれてショップのアカウント名を、[CTRL]+[X]します。
2. ブラウザのアドレスバーに、http://www.rakuten.co.jp/[CTRL]+[V]/news.html と入力します。
3. ブラウザのスクロールバーを下げて、ページ最下部に移動します。
4. 解除フォームに移動し、メールアドレスを入力。[Enter]キーで送信します。

自動化させるコツは、マウスではなく極力キーボード操作にすること、ページがすぐに表示さないことがあるので待ち時間を入れておくこと、ページ上部の画像が大きい店舗があるのでスクロールバーを下げる動作は多めしておくこと、フォームへの移動はページの一番下をクリックしてから[SHIFT]+[TAB]でフォームに移動すること等です。


最初は店舗アカウントを入れると自動で解除フォームにPOSTをしてくれる、田代砲もどきを作ろうとしたのですが、店舗アカウントの他に店舗の管理番号も必要なので、自動操作ソフトを使うことにしました。
正攻法でやるなら、HTMLをパースして管理番号を取得し、POSTしてやるべきでしょう。
しかし、楽天が携帯版店舗メルマガの一括解除機能を用意してくれてたら、こんな面倒なことしなくてもいいのに。

(初出:はてなダイアリー「Tech² memo」)

[ | この記事のURL ]