=A1 + B1
と書きますよね。ただ、たとえばA1に""(null)が代入されていた場合、
#VALUE!
というエラーが出てしまいます。他のプログラミング言語のようにundefined(未定義)を代入しようと思っても、Excelにはundefinedは用意されていません。
そこで解決方法を考えてみました。
1. 合計関数SUM・積算関数PRODUCTにはNULL文字を無視する(結果的に0になる)性質があるので、これらの関数でくくってしまう。
つまり、A1をSUM(A1)とし、
=SUM(A1) + B1
とします。無駄な関数があるように見えるという欠点はありますが、使いやすい方法ではないでしょうか。
2. 適当なカラのセルにundefinedという名前を定義して、nullの代わりのこれを使用する。
最初からundefinedなセルを、関数undefinedのように使おうという方法です。
こちらもトリッキーな方法ですが、こちらのほうが考え方としては、まともかもしれません。