2022年9月のXREA大規模リニューアルに伴い、XREAのサーバのIPアドレスが変わったので、2年ぶりに自宅の回線(So-netのNURO光)からXREAのサーバへの経路を改めて調べてみました。
→前回測定時:2020-01-12 NURO光からXREAのサーバまでの経路
ざっくり言うと、自宅 → NURO光(So-net) → BBIX → GMOインターネット(東京?) → XREA(東京?) という経路でした。
まずは、tracerouteの結果(一部伏せ字にしています)。 1 <1 ms <1 ms <1 ms 192.168.0.1
2 3 ms 3 ms 3 ms fp**f*****.knge***.ap.nuro.jp [118.240.***.***]
3 2 ms 2 ms 6 ms 92.203.141.82
4 3 ms 4 ms 13 ms 110.232.156.109
5 3 ms 3 ms 3 ms 202.213.193.88
6 3 ms 3 ms 3 ms 202.213.198.122
7 * * * 要求がタイムアウトしました。
8 17 ms 17 ms 17 ms 101.203.82.106
9 17 ms 27 ms 17 ms unused-133-130-012-040.interq.or.jp [133.130.12.40]
30 ms 41 ms 23 ms unused-133-130-012-043.interq.or.jp [133.130.12.43]
11 24 ms 18 ms 18 ms unused-133-130-012-127.interq.or.jp [133.130.12.127]
12 24 ms 18 ms 28 ms s23.xrea.com [160.251.150.123]
JPNICのサイトでネットワーク名を調べてみると、
1 自宅内LAN※IPアドレスの来歴は、JPNICのIPv4アドレス移転履歴を参照しました。
2 SO-NET (118.240.64.0/19 So-net)
※自宅内とNURO光の内部回線との接続点
かつてUSENに割り当てられていたIPアドレス帯 USENのプロバイダ事業の譲渡でSo-netが取得
3 SO-NET (92.203.128.0/19 So-net)
※ネームサーバ名から察するに、NURO光の内部回線か?
かつてドイツのQSC AGに割り当てられており、2019年にヨーロッパから日本に割り当て変更になったIPアドレス帯。かつてNURO光ユーザが、一部のウェブサービスから海外からのアクセス扱いにされてしまった、あのIPアドレス帯。
→ スラド「NURO光ユーザーに割り当てられたIPアドレス、一部が海外のものと判定され国内サービスの利用に支障が出る」
4 SO-NET (110.232.156.0/25 So-net)
※So-netの内部回線?
5 SINFONY (202.213.192.0/21 So-net)
※So-netの基幹回線? SinfonyはSo-netの前身
6 SINFONY (202.213.192.0/21 So-net)
※So-netの基幹回線?
7 不明
8 なし (101.203.64.0-101.203.83.255 BBIX)
※インターネットエクスチェンジ(各事業者との相互接続を中継するサービス)
かつてソフトバンクに割り当てられており、子会社のBBIXに譲渡されたIPアドレス帯。
9 GMO-NW-INFRA (133.130.15.0/24 GMOインターネット)
※GMOインターネットグループの内部回線?
※interQはGMOインターネットの旧称
かつてジャストシステムに割り当てられていたIPアドレス帯
10 GMO-NW-INFRA (133.130.12.0/24 GMOインターネット)
同上
11 GMO-NW-INFRA (133.130.12.0/24 GMOインターネット)
同上
12 DIGIROCK(160.251.150.0/23 GMOデジロック)
※上位回線の経路から察するに、設置場所は東京か?それにしては遅い気がするが…
今回のリニューアルで、サーバが再び東京に戻ってきました。
しかしサービス開始時は大阪、GMOインターネット傘下になった後のリニューアルで東京、2017年のリニューアルで大阪、そして今回のリニューアルで東京と、器用に交互に移転してますね。