きゃらりこ日誌

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PC・家電 / 技術

インターホンが故障したと思ったら… 銅線の腐食でした

先日、自宅のカメラ付きインターホンが鳴らなくなってしまいました。
室内の子機と親機間の通話はできるのですが、屋外の子機についているカメラも映らず、カメラの下にあるLEDも点灯しません。
ああでもないこうでもないと調べてみましたが、よく分かりません。

インターホンの画像
インターホンの画像(イメージ)

そこで、はたと気づきました。
こういう商品は耐久性を重視して設計されているので、本体の故障の可能性は低いはずです。
もしかしたら、毎日風雨にさらされている屋外の子機が原因かも!

そこで屋外の子機を外してみたところ、子機の裏にある配線が切れていました。
施工時に被覆を剥きすぎていたため、露出していた銅線が腐食して切れてしまったようです。
電気屋さん、もうちょっと丁寧に施工してよ……


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インターネット / サイト管理

NURO光からXREAのサーバまでの経路 2022年版

2022年9月のXREA大規模リニューアルに伴い、XREAのサーバのIPアドレスが変わったので、2年ぶりに自宅の回線(So-netのNURO光)からXREAのサーバへの経路を改めて調べてみました。
 →前回測定時:2020-01-12 NURO光からXREAのサーバまでの経路

ざっくり言うと、自宅 → NURO光(So-net) → BBIX → GMOインターネット(東京?) → XREA(東京?) という経路でした。

まずは、tracerouteの結果(一部伏せ字にしています)。 1  <1 ms  <1 ms  <1 ms 192.168.0.1
 2   3 ms   3 ms   3 ms fp**f*****.knge***.ap.nuro.jp [118.240.***.***]
 3 2 ms 2 ms 6 ms 92.203.141.82
 4 3 ms 4 ms 13 ms 110.232.156.109
 5 3 ms 3 ms 3 ms 202.213.193.88
 6 3 ms 3 ms 3 ms 202.213.198.122
 7 * * * 要求がタイムアウトしました。
 8 17 ms 17 ms 17 ms 101.203.82.106
 9 17 ms 27 ms 17 ms unused-133-130-012-040.interq.or.jp [133.130.12.40]
30 ms 41 ms 23 ms unused-133-130-012-043.interq.or.jp [133.130.12.43]
11 24 ms 18 ms 18 ms unused-133-130-012-127.interq.or.jp [133.130.12.127]
12 24 ms 18 ms 28 ms s23.xrea.com [160.251.150.123]

JPNICのサイトでネットワーク名を調べてみると、

 1 自宅内LAN

 2 SO-NET (118.240.64.0/19 So-net)
  ※自宅内とNURO光の内部回線との接続点
  かつてUSENに割り当てられていたIPアドレス帯 USENのプロバイダ事業の譲渡でSo-netが取得

 3 SO-NET (92.203.128.0/19 So-net)
  ※ネームサーバ名から察するに、NURO光の内部回線か?
  かつてドイツのQSC AGに割り当てられており、2019年にヨーロッパから日本に割り当て変更になったIPアドレス帯。かつてNURO光ユーザが、一部のウェブサービスから海外からのアクセス扱いにされてしまった、あのIPアドレス帯。
  → スラド「NURO光ユーザーに割り当てられたIPアドレス、一部が海外のものと判定され国内サービスの利用に支障が出る

 4 SO-NET (110.232.156.0/25 So-net)
  ※So-netの内部回線?

 5 SINFONY (202.213.192.0/21 So-net)
  ※So-netの基幹回線? SinfonyはSo-netの前身

 6 SINFONY (202.213.192.0/21 So-net)
  ※So-netの基幹回線?

 7 不明

 8 なし (101.203.64.0-101.203.83.255 BBIX)
  ※インターネットエクスチェンジ(各事業者との相互接続を中継するサービス)
  かつてソフトバンクに割り当てられており、子会社のBBIXに譲渡されたIPアドレス帯。

 9 GMO-NW-INFRA (133.130.15.0/24 GMOインターネット)
  ※GMOインターネットグループの内部回線?
  ※interQはGMOインターネットの旧称
  かつてジャストシステムに割り当てられていたIPアドレス帯

10 GMO-NW-INFRA (133.130.12.0/24 GMOインターネット)
  同上

11 GMO-NW-INFRA (133.130.12.0/24 GMOインターネット)
  同上

12 DIGIROCK(160.251.150.0/23 GMOデジロック)
  ※上位回線の経路から察するに、設置場所は東京か?それにしては遅い気がするが…
※IPアドレスの来歴は、JPNICのIPv4アドレス移転履歴を参照しました。

今回のリニューアルで、サーバが再び東京に戻ってきました。
しかしサービス開始時は大阪、GMOインターネット傘下になった後のリニューアルで東京、2017年のリニューアルで大阪、そして今回のリニューアルで東京と、器用に交互に移転してますね。


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PC・家電 / 技術

放射温度計「FLIR TG56」商品レビュー

私は変なもの、変わったもの好きを自称しているのですが、この世界には同じような趣味の人も多く、そう簡単に面白い商品に巡り合えるものではありません。そういう訳で、いつもネタ探しに七転八倒しているのですが、今回は趣向を変えて、名前は知っているけれども今まで使ったことがなかったRSコンポーネンツに手を伸ばしてみました。

RSコンポーネンツは産業用電子部品などを取り扱う通販サイトだとは知っていました。しかしサイトの中を覗いてみると、産業用のコネクタや、ロジックICインバーターIC、そして3Dプリンタディスプレイモジュール・産業用PCの電源ユニット計測器など、普通の通販サイトではなかなかお目にかかれない製品がいろいろありました。
特にプログラマブルなキーパッドや、USBオシロスコープにも興味を引かれたのですが、これらを紹介するには私の手には余りそうです。また一番気になっていたRSコンポーネンツ製のRaspberry Piは、今年6月でライセンス製造・販売を終了してしまってますし……

FLIR TG56

そんな中、ちょうどよさげな製品を見つけました。
アメリカのFLIR Systems社の放射温度計「FLIR TG56」です。今回はこれをレビューしていきます。

FLIR TG56
FLIR TG56
仕様

まずはスペックから見てきます。
製品仕様によるとD:S比が30:1(測定物から30cm離れた場所から測定するとき、測定エリアは直径1cmの円形という意味)、測定範囲は-30~650℃、精度は0℃以上では±1℃または±1.0%、分解能は0.1℃。電源は単4電池3本で、連続使用は最長8時間。バッテリー残量表示もあります。なおアルカリ乾電池の代わりにニッケル水素充電池を使ってみましたが、問題なく測定できました。
付属品は、日本語を含む14か国語対応の簡易説明書とハンドストラップ、単4アルカリ乾電池×3本、そしてK型熱電対(-30~300℃)です。この熱電対を使えば物体の表面温度だけではなく、液体の中の温度も測定できますね。
製品はメーカー5年保証です。ただ校正証明はありませんが、出荷時に校正済みとのことです。
余談ですが同じ形状で熱電対用の接続端子がないTG54は、IP56適合とのことです。ということは、TG56は接続端子部分以外はIP56相当…だったらいいなぁ。

本体サイズは約80×165×45mmですが、外箱は約150×285×75mmと無駄に大きめになっています。精密機器なので、配送時の落下破損防止のため外箱を大きくしているのでしょうか。

使用感

本体の形状はガン型で、両手で持つとしっかり保持できるので測定箇所がブレづらくなっています。
本体は丈夫な造りで、仕様では3m落下試験対応とのことです。ハンドストラップをつけていたのに、うっかり手が滑って床に落としてしまった……なんてこともあるので、これは安心ですね。
トリガーを引くと測定ポイントにレーザー光が当たるので、測定ポイントがとてもわかりやすいです。またLEDライトもついているので、暗いところの測定でも便利です。
グリップを下にして置けば、机の上に立たせることもできます。これは製品の設計段階からちゃんとバランスを考えて設計していないと、こうはなりませんよ。
液晶は1.45インチ(128×128ドット)のカラー液晶を採用しており、照明が明るいところでも画面が見やすいです。また液晶の周りにはリブがあるので、うっかり液晶部分を下にして置いてしまっても液晶画面が傷つくことがありません。
ボタン・トリガーは、軍手をしていても操作できる配置・大きさになっています。
それなりの価格がする産業用測定器ということもあり、現場で使うための配慮がたくさんありました。廉価品はコストとの兼ね合いでこういう大切なところを削ってしまうのですが、さすが産業用製品だけあってよくできていますね。

欠点らしい欠点といえば、バッテリー交換時にグリップのフタにはまっているプラスチックリングが外れやすいことです。紛失の恐れがあるので、これは改善してほしいところです。
あとオートパワーオフの時間がちょっと早い気がします。ただオートパワーオフは設定で時間が変えられるので、これはあまり問題はないでしょう。

自宅内のいろいろなものの温度を測ってみたのですが、過去2回分の測定値の記録機能があり温度比較に便利でした。この他に、最大・最小温度の記録、平均温度も表示することができます。
ちなみに自宅の測定結果ですが、自室で一番高温だったのは天井近くに取り付けているWi-Fiの親機でした。意外と発熱してるものですね。
また冷蔵庫の冷蔵室・冷凍室の中も測ってみたのですが、場所によって温度差5℃程度のムラが生じていることも分かりました。冷蔵庫に物を詰めすぎると冷気が流れず、全然冷えないという話は本当だったのですね。勉強になりました。
最近はあちこちで非接触体温計を見かけるので珍しくもないのですが、体温も測ってみました。表面温度を測る温度計であるため、やはり体温計より低い温度になりました。この点は、体温計測用の非接触体温計と変わらないですね。

おすすめ度:★★★★☆

これは、いろいろな活用法がありそうな放射温度計ですね。
最近、秋葉原で安く売られているジャンク品の体温測定用の放射温度計(精度保証なし)を買って遊んでみようかと考えていたところだったので、今回、産業用の放射温度計を入手できてよかったです。
さぁ、次は何を測ってみようかな。


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PC・家電

Windowsで、簡単にBase64エンコード・デコードする方法

ちょっとした事情で、急にWindows上でBase64エンコードをする必要に迫られました。
最初はどこかのウェブサイトにあったBase64エンコード/デコードツールを使っていたのですが、手直しをしながら何度もBase64エンコードを繰り返すとなると面倒です。
そこで、手元で簡単にBase64エンコード・デコードできないか、調べてみました。

方法はいくつかあるようですが、コマンドプロンプト(通称 DOS窓)で certutil を使うのが、お手軽です。

コマンドは以下の通りです。
 エンコード:certutil -encode input.png output.b64
 デコード:certutil -decode input.b64 output.png

ただしエンコード時には、行頭に「-----BEGIN CERTIFICATE-----」が、行末に「-----END CERTIFICATE-----」が付くので、不要であれば削除してください。

Base64エンコードの出力例
Base64エンコードの出力例

なお、 -encodehex を指定するとHEXエンコード(16進数エンコード)に、 -decodehex を指定するとHEXデコード(16進数デコード)になります。
…ということは、certutil -encodehex input.png output.hex 11とすると、バイナリファイルのダンプリストが見られるってことですね。

ダンプリスト形式の出力例
ダンプリスト形式の出力例

また、certutil -hashfile input.bin SHA512とすると、指定したアルゴリズムでハッシュを算出することもできます。

こりゃ、便利だ!

ちなみにcertutilはウェブサーバの証明書を管理するためのコマンドで、今回紹介した機能は証明書を取り扱う際に必要な機能なのだそうです。


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