きゃらりこ日誌

2005年08月

指紋認証の原理と、銀行の静脈認証の問題点

雑学
■[技術]
最近、セキュリティ対策の一環として指紋認証機能付きのパソコンが発売されています。

しかしパソコンの指紋認証装置は安価にするために性能が低く、ゼラチンで作った人工指で簡単に突破できるのだそうです。
指紋の読み取り方式と照合方式

指紋認証装置はどのように指紋を認識・照合しているのでしょうか。

読み取り方式と照合方式は、主に次のような方式があります。

主な読み取り方式


光学式
指紋を画像化
静電容量方式
電極の電荷量が指紋の凹凸によって変わることを利用  濡れに弱い
電界強度方式
電極に交流電圧をかけ、指紋の凹凸によって電界強度が変わることを利用 濡れに弱い
感圧式
圧力センサーを利用
感熱式
熱センサーを利用 濡れに非常に弱い

静電容量方式・電界強度方式・感圧式は、タッチパネルでも使われている方式です。

光学式を除き、一般的に濡れに弱いという欠点があります。

特に感熱式は濡れに非常に弱く、汗っかきの人や、屋外・水気のある場所での利用には不向きです。

主な照合方式


特徴点抽出式
指紋の線の先端・分岐点を比較
パターンマッチング方式
指紋画像全体を比較
チップマッチング方式
特徴点の周囲をパターンマッチング
周波数解析方式
特定のライン上にある指紋凸の太さを波形に変換して比較

画像処理・画像認識については、残念ながら私には何の知識もありません。

詳しいことは専門家に聞いてみてください。

以上の読み取り・照合方式を、複数組み合わせたり、工夫をこらして使用しているのだそうです。

パソコンの指紋認証装置のごまかし方


以上をふまえて、パソコンの指紋認証装置をごまかすにはどうしたらよいのでしょうか。

指紋をそっくりそのままコピーしてしまえばいいのです。

その方法は、意外と安価で簡単です。

プラスチック粘土で指の型を取り、型にゼラチン(シリコンも可)を流し込んで固めるだけ。

あっけなくできあがります。

セキュリティについては、指の型は本人の同意を得なければとれないので、心配する必要は全くありません。

しかし、他人の指紋を勝手に取って作る凶悪な方法も存在します。

その方法は、ここには書けませんが、その手の論文・文献をあされば簡単に見つかるはずなので、興味のある方は調べてみてください。

ヒントは、セロテープとエッチング。ただし製作にはコツがあって、熟達しないと難しいそうです。

専門の高級な指紋認証装置でも、ソーセージで人工指を作ると突破されてしまうそうです。

ただソーセージで指紋を再現するのは、現在の技術では不可能に近いので、国家機密を管理しているのでなければ、気にする必要はないでしょう。
銀行の静脈認証のデメリット

このように、パソコンに搭載されいている程度の指紋認証は簡単にごまかせます。

また、専門の指紋認証装置のごまかし方も発見されています(現時点では実現不能だが)。

そのため、東京三菱銀行ではセキュリティ対策のため、現時点で突破方法が見つかっていない、静脈認証を2005年10月から使用を開始することにしています。

ただし、これは利便性が損なわれるというデメリットがあります。

例えば、給与の振込み口座は夫名義だが、口座の管理は妻がしているというケース。

本来は名義人(夫)の委任状がない限り、名義人以外(妻)は預金預入れ・払戻しはできないことになっていますが、事実上黙認されています。

静脈認証の鍵は名義人の静脈パターンであるので、静脈認証が導入されてしまうと名義人本人以外は預金預入れ・払戻しができなくなります。

代替手段を確保しない限り、この利便性が損なわれるわけです。

銀行もそれを理解しているためか、当分の間は暗証番号でも利用できることにしています。

しかし、それでは危険な暗証番号認証が残ってしまいます。

セキュリティを重視すれば利便性が損なわれ、利便性を重視すればセキュリティが損なわれ……

そこそこのセキュリティ対策で手をうって、あとは各個人の管理・セキュリティ意識に任せるしかないようです。

(参考資料:日経BYTE 2005年4月号/日経BP)

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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TAKERUのフロッピーディスクケース&FD

生活 / PC・家電
フロッピーディスクケースとFDソフトベンダーTAKERUのフロッピーディスクケースです。
ごく一部の人にとっては、懐かしの品です。
このケースは5インチ(!)・3.5インチ共用で、3.5インチFDを入れる場合は、穴に固定用のプラスチック部品をはめ込むようになっています。
でもこの部品はよく外れて、フロッピーがぐちゃぐちゃになってしまうんですよね。
現在は、周辺機器のドライバCD-ROM入れとして重宝しています。
おまけに3.5インチFDの写真も載せてみました。
左のFDはブラザー工業時代に入手した2DD、右のFDはエクシング移管後に入手した2HDです。
左のFDのシャッターには、DataLife SUPER PROと書かれていました。
化成バーベイタム(三菱化学メディアの前身)製のようです。
また右のFDのシャッターには、maxell SUPER RD X、MF-2HDと書かれていました。
両社のホームページを見てみましたが、マクセルは黒色の2HD 1種しか掲載されていませんでしたが、三菱は2HDは全14色、2DDは緑色1種が掲載されていました。
古い工作機械では2DDが現役だったりするので、数は少ないながらまだ生産しているのでしょう。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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「でだし」 漢字を使うと「出出し」

雑学 / メディア
普段文章を書いているときに、よく「でだし」という言葉をつかうのですが、漢字を使って書くとどうなるのだろう、と疑問に思いました。
私の推測では、この単語は複合語で、出+(芸能関係の業界用語の)だし、ではなかろうか?
そこで、手元にある新明解国語辞典を見たところ、疑問はあっさりと解決。
「出出し」と書くそうです。
同じ言葉が繰り返して使われている、畳語でした。
すべての疑問は氷解したかにみえましたが、そこで更なる疑問が浮かんできました。
「同窓会会長」のように熟語の都合で重なるならまだしも、ひとつの単語の中で同じ漢字が2つ続くと違和感があります。
そこで世間の人々は「出出し」の漢字表記をどうしているのか調べてみました。
そこで、まず標準的な日本語を使わなければいけないマスメディアでの表記を調べてみました。
Googleニュース日本語版を使って簡単に調べてみたところ、どこのメディアも「出だし」という表記でした。
次に、インターネット上ではどう表記されているのかを、googleで調べてみました。
通常はIMEの癖が強く出る傾向にありますが、結果は圧倒的に「出だし」でした。
ということで、世間一般の人々は「出だし」という表記を使用しているという結論が出ました。

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ブラウザ遍歴

PC・家電
Mozilla Firefoxユーザになって3ヶ月がたちました。
いままで使ってきたブラウザの中で、一番使いやすいんじゃないでしょうか。
導入当初は機能拡張関係でつまづきまくりましたが、今じゃほかのブラウザでは満足できなくなるほど。
これでもっさり感がなくなると最高なんですが。
ちなみに私のブラウザ遍歴は、Netscape → Internet Explorer3.0 →(MacからWindowsに乗り換え)→ Netscape → Internet Explorer5.5 → Donut系 → Sleipnir → Firefox。
Operaは、携帯では常用していますけど、PCに入れて使う気がしません。
広告が邪魔(金払えよ…)だし、操作感がよくないので(現在は改善されているかもしれませんが)。
また最近、Safariを使う機会があったのですが、力不足な感は否めませんでした。
いままで使ったブラウザの中で、最悪だったのはIE3.0です。
当時はプラグイン(ActiveX)ではなく、ヘルパーアプリケーションを採用していました。
なぜヘルパーアプリケーションからプラグインに変更したのか疑問に思っていましたが、後にマルチメディアを扱うために行ったのだということを知りました。
たしかにプラグインのほうがブラウザと連携がとれますね。
操作の方では、起動は軽いんですが、ブラウジング・画面描画が重い。
しかもバグだらけのJava Scriptで、スタイルシートは使用不可。
よくもまぁ、使っていたなと思います。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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マジっすか? 弟は水島努監督、兄は水島精二監督

アニメ
別のところでブログを書いているので、こちらの更新頻度が下がっていますが、気にしないでください。

さっき、インターネットラジオ「びんかんドクロちゃんねる」を聞いていたのですが、今回(第29回)のゲストは、おかゆ先生と水島努監督(クレヨンしんちゃん・ジャングルはいつもハレのちグゥ監督)でした。
この間の釘宮理恵さんのアフレコが抜き撮り(別撮り)だったのは、鋼の錬金術師の舞台挨拶のせいだという話で、水島精二(鋼の錬金術師監督)のせいだという話の中で、彼は兄だと言ってました。
ナベシン(渡辺慎一 アフロのルパン三世)と、渡辺信一郎(カウボーイビバップ・サムライチャンプルー)のように、別人かと思っていました。


※後日注
 「兄弟」ではなく、「兄弟分」なんだそうです。
 うっかり騙されてしまいました。紛らわしいこと言わないでくださいよ、水島努監督。
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BeckyからThunderbirdへ移行 文字化けも解消

インターネット / サイト管理
Becky! Internet MailからMozilla Thunderbirdに移行しようと思い、CircleBeckyを使ってメールをmbox形式で書き出して、Thunderbirdに取り込んでみたのですが、どうしても一部メールが文字化けしてしまいます。
何故?ということで、mboxファイルをテキストエディタでのぞいてみると、正常なメールの文字コードはJISなのに、文字化けしたメールだけShift JISになっている様子。
こりゃぁ、1通1通切り出して文字コードを変換しなきゃいけないかなぁと思ったのですが、簡単な方法を思いつきました。
その方法とは、書き出すときに「漢字コードをShift-JISに変換(C)」にチェックを入れて書き出し、それを文字コード変換ソフトを使ってShift JISからJISに変換してやるだけ!
実験してみたところ、みごと文字化けが解消されました。
こんなにあっさり解決するなんて、拍子抜け。

おまけ。
MozillaZine日本語版 過去ログ置き場が移転してたせいで、「Becky -> Thunderbird用VBS」のリンクが、軒並みデッドリンクになっていたので、移転先のURLを置いておきます。

※リンク切れです(2009年4月追記)
http://fx2.jp/mz/html/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=1129&forum=5

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盗用判別のための罠

サイト管理 / 雑学
SEO(検索エンジン最適化 つまり検索サイトでヒットしやすくするテクニック)では、IMEの変換の癖を理解して、その変換で出てきた単語をキーワードにしてアクセスを誘導するテクニックがあります。
これのテクニックが有効なのは、Windowsユーザ ≒ MS-IMEユーザが多いからこそです。
IMEといえば、MacOS9の ことえり2で「ひっすあみのさん」が「必須アノミ酸」に、Windows XPのMS-IME2002で「話し言葉優先モード」に設定すると「ぎれ」が「ピカチュウ」に変換されるという話が有名です。
ちなみにこれらは、変換辞書の盗用を防ぐための罠です。
地図や辞書でも、同じような罠を張っていることがあります。
某国語辞典では語釈の文章で送りがなが1つ多かったり、某地図サイトでは海の中に銀行があったり(有名になりすぎたため修正された)、某地図では道路の形が実物と違う箇所がいくつかあったり。
かくいう私もこのテクニックを利用して、私が運営する歌詞サイトから無断で歌詞をコピーする人を罠にかけています(罠となった言葉を検索すると、中国のJPOP歌詞サイトが出てきました……)。

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読書記録2005年6月 その2 & 読書記録2005年7月

読書
ネタがないので、メインのブログから「読書記録」を引っぱってくることにしました。

6月分 その2

遠すぎて、もう記憶の彼方にいってしまいそうです……
6月分から漫画も読書記録の対象にしました。


エクセル・サーガ(14)(六道神士/少年画報社)
{未稿}

まもって守護月天!再逢(6)(桜野みねね/マッグガーデン) 
最終巻です。怪しいとは思っていましたが、フェイが○○だったとは…… また影武者の桜並あかね先生もよく頑張りました。次回作に期待しています!

オレ様はワルガキッド(阿智太郎/メディアワークス)
設定の古くささが否めませんが、阿智さんらしく仕上がっています。ライトノベルにするよりも、児童書として刊行した方がよかったかも。

先輩とぼく(5)(沖田雅/メディアワークス)
イラストについて、どーのこーの言う輩がいますが、イラストなんて飾りです。(以下略)。カップリングを作るとしたら、タッキー×オーラなのは分かっていたんですが、実際目の当たりにすると…… ま、そういうキャラだし。


7月分

夏休みに入ってしまったため、あまり本を読んでません。

鋼の錬金術師(11)(荒川弘/スクウェア・エニックス)
最近カバー裏の部分が手抜きです。でもその分、本編に力が入っているのでよしとします。

冬のソナタ(下)(キム ウニ・ユン ウンギョン/宮本尚寛 訳/日本放送出版協会)
上巻は、引っ張りのせいか、はまりました。下巻は、結末が不幸すぎる。しかも解決していない…… むぅー。

しにがみのバラッド。(1)(ハセガワケイスケ/メディアワークス)
電撃hpで読んでいていい感じだったので、衝動的にドラマCDを予約してしまいました。


(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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缶入り緑茶の歴史

雑学
いいネタがうかばないので、今回はWikipediaの「おまかせ表示」機能で出てきた言葉から連想されるものを、お題にしたいと思います。
それ、ポチっとな。
『バーニングパブリッシャーズ』

連想開始!
バーニングパブリッシャーズ → バーニングプロダクション → 稲森いずみ → 十六茶

ということで、今日のお題は『お茶』に決定!。

お題 『お茶』


【以下の文章は、私の記憶に頼る部分が多いので、間違いがあった場合はご指摘ください】

私は無類の緑茶好きなんですが、かつて缶入り緑茶は 1985年に発売された「お〜いお茶」(伊藤園)しかありませんでした。
緑茶は酸化して茶色に変色しやすく、酸化を抑える技術が確立していなかったためです。
ちなみに現在は、ビタミンCを入れる、酸素の代わりに窒素を充填する等の方法で酸化を抑えているそうです。
しかし当時は、煎茶特有の味・香りを実現できず、香りのない水出し煎茶のような味でした。
1990年代に入ると、トップシェアにあぐらをかいていた「お〜いお茶」に危機が訪れます。
1993年に発売されたブレンド茶「十六茶」(アサヒ飲料)の登場をきっかけに、各社から茶系飲料が発売され、第1次緑茶戦争が勃発しました。
初代「十六茶」は鳩麦の香り・ウーロン茶の味が強く、煎茶好きの私にとっては、とても飲めたものではなかったのですが、なぜか空前の大ヒット商品となりました。
当初の緑茶は「お〜いお茶」並で、風味の向上が難しかったため、各社ともブレンド茶の開発に走りました。
この時代には、ブレンド茶「爽健美茶」(コカコーラ社)や無名メーカーから色々と発売されましたが、実質的に「十六茶」VS「爽健美茶」という構図でした。
当初は「十六茶」が優勢で、その後「爽健美茶」と拮抗しましたが、第1次緑茶戦争は僅差で「十六茶」の勝利で終わりました。
そして2000年頃に、茶系飲料の生産量が急激に増え、第2次緑茶戦争が勃発。
2000年に緑茶「アサヒ旨茶」(アサヒ飲料)、2001年に「まろ茶」(コカコーラ社)、2001年にブレンド茶「のほほん茶」(コカコーラ社)が発売される等、無名メーカーからも数多くの緑茶が発売されました。
しかし「旨茶」以外は、煎茶の味に及ばない状態がしばらく続きます。
一方「お〜いお茶」は、1.5ℓ入り・紙パック入り250mℓ等を出して、緑茶戦争に抵抗しますが、2005年5月まで風味のモデルチェンジを一切行わなかったため、シェアは急激に低下してゆきます。
しかし定番商品で仕入れ値が安いため、「お〜いお茶」が店頭から消えると言うことはありませんでした。
その後各社とも、風味のモデルチェンジを繰り返し、濾過技術も向上。
そして、2000年に「生茶」(キリンビバレッジ)が発売されます。
「生茶」は「アサヒ旨茶」を超える風味・味わいで、やがて缶・ペットボトル入り緑茶市場で、次点と圧倒的な差をつけてシェアトップに躍り出ます。
ちなみにブレンド茶では「爽健美茶」がシェアを巻き返して「十六茶」に勝利していますが、市場を緑茶に奪われ、売り上げが低下しました。
余談ですが、この傍流で健康茶の開発が始まり、特定保健用食品(通称 特保)ブームの追い風もあって、健康茶というカテゴリーが一般に定着します。
2002年に健康茶「健茶王」(カルピス)が、2003年にセブンイレブン限定(当初)で「ヘルシア緑茶」(花王)が発売され、「ヘルシア緑茶」が空前の大ヒットとなります。
この時代の緑茶飲料には、渋みのある緑茶、ブレンド茶、健康茶の3種が存在し、この分類が定着しました。
この頃の緑茶は、渋みを取り除いた風味のいい緑茶と、水に風味がついたような緑茶の2種に大別できました。
かぶせ茶・玉露を混ぜることが定着し、風味もほぼ完璧な状態に達し、市場は成熟期に入ります。
これで緑茶戦争は終結したかにみえました。
しかし、緑茶飲料開発で失敗続きだったサントリーが2004年に「伊右衛門」が発売し、大ヒットをとばします。
これをきっかけに、第3次緑茶戦争が始まりました。
「伊右衛門」は発売3日で品切れを起こして一時的に出荷停止になるほどの人気で、一気にシェアトップに躍り出ました。
持ちやすい細身の竹筒型500mℓペットボトルと、京都の老舗煎茶メーカーの福寿園との共同開発である点が、高評価につながったものと思われます。
2005年になって「お〜いお茶」が重い腰を上げ、20年ぶりにモデルチェンジをして、「生茶」並の風味を実現します。「お〜いお茶 新茶」を投入したりもしますが、伊藤園商品には際立った特徴もなく、シェアを覆すことはできませんでした。
この頃には「聞茶」(キリンビバレッジ)や「凍頂烏龍茶」(アサヒ飲料 セブンイレブン限定発売)等、緑茶からウーロン茶系飲料の開発に移るメーカーも出てきます。
2005年春には各社が無菌充填技術を採用し、「伊右衛門」にならってペットボトルの形状を特殊なものに変えた「一(はじめ)」(コカコーラ社)・「若武者」(アサヒ飲料)を発売、「生茶」をリニューアルしました。
そして、現在に至ります。
今でも、プライベートブランドや無名メーカーの緑茶は、第2次緑茶戦争の味のままで、それを飲むたびに当時のことを思い出します。
屋外で手軽においしい緑茶が飲めることに感謝したいと思います。

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サクラ大戦 スーパー歌謡ショウ「新・青い鳥」を見てきました

生活
今日は、新宿の東京厚生年金会館で、舞台『サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 第4回スーパー歌謡ショウ「新・青い鳥」』を見てきました。
舞台を見るなんて中学校以来。
昨年のインターネット配信で、舞台の流れや雰囲気を予習していた甲斐もあって、会場の雰囲気に躊躇することなく楽しめました。
私は映画や舞台を見ると、無意識にストーリーや演出について分析してしまう癖があるんですが、スーパー歌謡ショウではそんなこと頭の中に浮かんできませんでした。
自然に他の観客の中に溶け込み、一緒になって拍手したり、歓声をあげてたりしていました。
本物の大帝国劇場にいるような気がして、気持ちよかったです。
スーパー歌謡ショウの魅力って、観客との一体感なんですね。
毎日見に来ている人の気持ちがわかるような気がします。
演技については、私は観劇のプロではないのでよくわかりませんが、とても楽しげでした。
演技の見た目が派手なのは、原作がゲームであるからと、声優が演じているから下手さをごまかすためという理由はありますが、娯楽作品としてはそれで十分です。
また中学校の観劇のような似非プロ劇団ではなく、本物のプロ役者が演じてますから、メリハリの利いた演技と意表をつく演出が盛りだくさん。
ただ、ストーリーはいまいちでした。
前座で広井さんが、台本が長くなりすぎて削ったと言っていたので、おそらく削りすぎためかと思われます。
もしかしたら、何回も繰り返して見るうちに段々わかってくるという、スルメの味作戦なのかも。
もう1回見なきゃだめ?
また9年間もやっているせいか、観客のマナーがいいことに驚きました。
こういうイベントには、TPOをわきまえず大声を上げて喋りまくる輩や、どう見ても痛い奴がいるんですが、私が見た範囲では見うけられませんでした。
隣の席の人はノリノリでしたが、周りに迷惑がかからないように自制していて、非常に好感がもてました。
観客の皆さんも、あの雰囲気を楽しみながら、自ら作り上げているんだなぁ。
私も、歌謡ショウの魅力にとりつかれてしまったようです。
次回の新春歌謡ショウも見に行っちゃおうかなぁ。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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お題:難問解決!ご近所の底力

メディア
今回もWikipediaの「おまかせ表示」機能から連想された言葉をお題にします。
でろでろポーン。
北イエメン

ううっ、これは難しい。でも連想開始!
北イエメン → 北朝鮮+冷麺 → 冷麺に恋をして → Take2 東貴博 → 難問解決!ご近所の底力
ということで、今日のお題は「難問解決!ご近所の底力」に決定!

お題『難問解決!ご近所の底力』

番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/gokinjo/

この番組は、レギュラー放送される前にプロトタイプとして単発で放送されていた頃から見ていたんですが、最近は「ご近所問題」ではなく「社会問題」が取り上げられるようなことが多くなりました。
2005年7月7日放送の「解消!気になるお腹」なんて、「ためしてガッテン」?ってな内容です。
このような社会問題を取り上げるきっかけになったのは、2003年12月4日放送の手を焼く部下を何とかしたい」です。
実は、この前の回のエンディングで、ご近所以外のお悩みも募集していました。
ご近所以外のネタを取り上げるのは、番組名を否定することになるんだけどなぁと思っていましたが、やはり番組名を否定してしまいました。

羊頭狗肉とはいいませんが、看板に偽りありなので、リニューアルってことで番組名を変更したほうがいいんじゃないかなぁ。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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郵政民営化 賛成の理由

時事・社会
きっかけはどうであれ、私の意見としては、現在と同程度の規模を保つという条件付きで、郵政民営化に賛成です。
理由は、民業圧迫という理由で設けられていた様々な規制の撤廃が見込めるのと、現在の利便性が保たれるからです。


例えば、私は現在の郵便局について、次のような不便を感じています。

  1. 給与等の振り込みに郵便局が使えない

  2. 郵便局から銀行へ送金できない

  3. おおむね利便性が悪い場所に建っている


一方、郵便局が優位な部分もあります。

  1. 郵便局の数が多い → 日本全国どこでも貯金をおろせる

  2. 対応が他人行儀ではなく、親切

  3. 窓口で長時間待たされない


「日本全国どこでも貯金をおろせる」「長時間待たされない」というのは、郵便局の大きなメリットだと思います。
銀行では解決策として、多機能ATMを導入していますが、給料日にはATMに人が殺到するので、あまり解決にはなっていません。
また地元の支店が閉鎖されたり、地元のATMが撤去されたりすると、わざわざ遠くの支店まで出向かなければいけません。
また窓口でやってもらわなければいけない作業がある場合、長時間待たされることは必然。
スケールメリットの点で郵便局は優位なのは認めますが、銀行の努力不足を棚に上げられてもなぁ……



また、過疎地に郵便局がなくなるという批判には、一定規模ごとに一定数の郵便局を設置することを義務付けた法律を作ればいいんじゃないでしょうか?(この場合は、完全民営化とは言いがたいですが)
「郵政民営化反対」を唱える国会議員には、このような対案を出さないで反対している人が多いようです。
「嫌だ」と駄々をこねるだけなら、子供でもできます。
国会議員は国民の代表なのですから、それにふさわしい行動をとってほしいと思います。
有権者の一人として、投票日にはそれにふさわしい候補者に投票をしたいと思います。

【この記事に寄せられたコメント】
KM『郵便事業の民営化だけに気を取られるのは大変危険です。巨大な資金を持つ郵便貯金・簡保の民営化は日本経済の根幹を破壊する可能性があります。弱者を切り捨てる政策を取り続ける小泉政権を弱者が支持し続ける現在の構図は独裁者の誕生の経緯そのものです。』
『コメントを読ませていただきましたが、KMさんは経済の視点から意見されているようですね。
勉強不足で分からない点が多々あるので、具体的な根拠・理由をあげて説明していただけないでしょうか?
私の直感では、財政投融資がらみの話が裏にありそうな気がします。
郵便局は大事な資金源なのに、民営化すると言うことは……

いろいろな主義・主張があるのことはいいことだと思うので、肯定も否定はしませんが、私はこう考えているということを記します。
「弱者を切り捨てる政策を取り続ける小泉政権を弱者が支持し続ける現在の構図は独裁者の誕生の経緯そのものです。」について、独裁政治ができるほどの日本の政界は甘くないと考えています。
なぜなら、KMさんや私のような人たちが、この日本にたくさんいるからです。』


(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」
※ コメント部分の著作権は、初出サイトの規約により当方に帰属しています。)

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未消化番組の総録画時間

時事・社会 / メディア
録画したのに、その日のうちに見られずにいる番組の総時間(日本経済新聞 別刷り NIKKEIプラス1 2005年8月20日「プラス1 3000人委員会」より)今日の「NIKKEIプラス1」に面白い記事があったので紹介。

ビデオ等に録画したままで、まだ見ていない番組の総録画時間について調査したそうなのですが、一番多いかったは「1〜3時間」、ついで「3〜5時間」なんだそうです。
ちなみに私は「20時間〜」に該当します(笑)。
記事中には、「屋根裏に100本以上のビデオテープが眠る。」「見ていないビデオは200本を超え、まだ増えている。」「アトランタ五輪の水泳を録画した。見たいが、まだ見ていない。」という話も。
わかります、その気持ち。
あれも録りたい、これも録りたいと思うんですよね。
今、DVD・HDDレコーダの中をのぞいてみたところ、「3年B組金八先生」や「スターウォーズ」、挙げ句の果てには「ハリーポッター」が発掘されました(笑)。
夏休み中に消化しようと思っているのですが、暑くて見る気がしないので、溜まる一方……

記事によると、見切りをつけて消去する目安は「1週間」という人が一番多いそうです。
私は「見たら即消す!」「連続物の場合は、早めに録画中止の判断を下す」という方法をとっていますが、欲張って録画してしまうので、なかなか消化できません。
贅沢な悩みです。

【録画したのに、その日のうちに見られずにいる番組の総時間数】
 出典:日本経済新聞 別刷り NIKKEIプラス1 2005年8月20日「プラス1 3000人委員会」 
 調査:日本経済新聞社 調査時期:2005年7月上旬 対象:「NIKKEIプラス1」読者モニター3156人(有効回答数1233)

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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Paypalで寄付をしてみました

サイト管理 / 時事・社会 / メディア
Wikipediaを運営しているウィキメディア財団が、運営資金の寄付を募っていたので、日頃お世話になっている感謝の意味も込めて、わずかではありますがPaypalから¥1,000寄付をしてみました。
寄付状況(英語)を見ると、やはり日本からの寄付は少ないようです。

欧米の寄付という文化には、宗教と密接な関係があるんだそうです。
日本の仏教にもお布施がありますが、こちらは社会貢献というよりも、宗教家への感謝の気持ちという意味合いが強いですね。
(どちらも、本来は神仏への感謝の気持ちなんですが)

送金の際のコメントはUTF-8でエンコードされるようなので、遊び心(…と言うより悪ふざけ)を出したコメントを日本語で書いてみました。
さて、何人の人が気づいてくれるでしょうか?

寄付の方法については、日本語版管理者のTietewさんのサイトにある、送金手順の日本語解説と、Wikimedia Foundationの寄付のページを見てください。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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はてなダイアリーに、住み着くかも

サイト管理 / 雑想 / 生活 / メディア
1ヶ月間の予定で、はてなダイアリーでブログを開いているんですが、はてなダイアリーは本当に活発ですね。
間違ったことを書いてしまったら、すぐに指摘が来ました。
うっかりしたことは書けないなぁ、なんて感じました。
でも、好き勝手にメチャクチャ書けなくなるので、いいかもね。
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もっとみんなで話しなサイト

インターネット / 雑想
何の脈絡もなく、大橋巨泉の「もっとみんなで話しなサイト」という言葉をふと思いだしました。
確かこれは、インターネットコミュニティサイトのCMだったような……
と、いうことで「Jside.com」にアクセスしてみました。
が、Jenkaのサイトにリダイレクトされてしまいました。
今年の5月にJenkaにリニューアルしたそうです。
ちょっと見た感じでは、ウェブログ主体の小規模グループサイトのようですね。
確かJside.comは、掲示板主体のコミュニティサイトだったはず。

軽く調べてみたところ、運営会社が2回変わり、サービス内容も3回変わっていました。
Jside.com開設時の運営会社は、光通信の100%子会社だったそうです。
光通信か……、何もかもが懐かしい。

【関連リンク】
 携帯電話と連動したオンラインコミュニティの提供サービス ——大々的な宣伝活動の後、真価が問われる、ジェイサイド・ドット・コム
 Jside.comで「純金巨泉」が当たるっ!
 “巨泉CM”のジェイサイドが清算へ 〜「Jside.com」は他社が引継ぐ

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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急な腹痛の時に役に立つツボ

雑学
今回もネタに詰まったので、Wikipediaの「おまかせ表示」機能から連想された言葉をお題にします。
♪何が出るかな、何が出るかな。
  『宿便

orz
気を取り直して連想開始。
  宿便 → 腸 → 腹痛
ということで、今日のお題は「急な腹痛の時に役に立つツボ」に決定!


ツボの位置途中下車ができないバスの中で、急な腹痛に見舞われトイレに行きたくなることってありますよね。
そういうときに、急な腹痛と便意を抑えるツボを紹介します。
それは、左手の労宮(ろうきゅう)と呼ばれるツボです。
ここを2〜3分間繰り返し押していると、やがて腹痛が治まります。
さらに5分間程度続けると、腹痛の再発もほぼなくなり、軟便も改善されます。
また合谷(ごうこく)と呼ばれるツボも一緒に押してやると、さらに効きます。



労宮の周辺には、内臓をつかさどるツボが集まっていて、親指寄りの方には小腸のツボがあるんだそうです。
実は、このツボは「午後は○○思いっきりテレビ」で便秘を解消するツボとして紹介されていたものです。
整腸作用で便秘が解消するなら、整腸作用は急な腹痛でも効果があるのではないかと推測して、私が応用して編み出しました。
私は、このツボを5・6年間使っていますが、効果は絶大です。
腸が過敏なせいもあり、月に何回かは、このツボのお世話になっています。
ただし副作用があって、使用後は臭いオナラが出やすくなります。
こればっかりは、どうしようもありません……

なお、急激な腹痛は、食中毒や重大な病気の前兆である可能性があるので、できるだけ早くトイレに駆け込んだり、医師に診察してもらうことをお勧めします。


※ この療法は、私の体験を基にして編み出した民間療法です。
いかなる効能・効果も保証するものではありません。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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鳩サブレの大人買い

生活
事後報告になりましたが、自サイトのメンテナンスのため、急遽4日ほどお休みいただきました。


新聞の広告モニターの謝礼でもらった商品券が余っていたので、昨日デパートで大好物の鳩サブレを買ってきました。
缶入り44枚で\4,200、つまり1枚あたり約¥95。
よっ、大人買い。

1枚あたり¥95は高いと思いますが、贈答用のお菓子なので仕方がないのかな。
コストパフォーマンスを考えるなら、袋入りで10枚のものが、1枚あたり¥84なんですが、空き缶が欲しかったのであえて44枚入りを購入しました。
32枚入りは文庫本の背が見えるように収納できて、44枚入り漫画本を立てて収納できます。
読書家の私にとっては、ちょうどいい大きさで、しかも密封保存ができるので、重宝しています。


鳩サブレの製法・抜き型は、明治時代からほとんど変わっておらず、当時の味のままなんだそうです。
伝統とおいしさが評価され、昔は宮家御用達だったんだそうです。
鳩サブレのおいしさのポイントは、濃厚なバターと鶏卵だと思います。
しかしバターが強いので、食べすぎると胸焼けを起こしてしまうかも。
またカロリーが高いので、1日に食べる枚数を決めているんですが——やっぱり食べ過ぎてしまいます。
その結果、夕飯を食べられなくなり……
気をつけなくっちゃ。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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「しにがみのバラッド。ドラマCD」が届きました

生活
箱ジャケットの中身電撃hpの誌上通販で注文した「しにがみのバラッド。ドラマCD」が、今日届きました。
さっそく梱包用の箱を開けると、妙に厚い箱ジャケットが出てきました。
なんだ、このCD2枚分の厚さは!

中身を見て、納得。
白く半透明な樹脂でできたCDケース(写真・左上)と、書き下ろし短編小説(同・右下)、シール2枚(同・左下&中央)、白い二つ折りミラー(同・右上)が入っていました。
ミラーは百円ショップで売っているような小さいミラーですが、表にはモモのシルエット、裏にはダニエルのシルエットが紫色で印刷されています。
「しにがみのバラッド。」には、小中学生の女の子のファンが多いそうなので、そこを狙ったようです。
しかし面白いおまけを付けましたね。

出かける時間が迫っていたので、ざっと聞いてみたんですが、なぜか9トラック目以降、全てのトラックに4秒の無音が収録されていました。
もしや……と思い、99トラック目に飛んでみたところ、ボーナストラックを発見!
内容は、電撃hpの公式パロディ本「電撃p」に収録されていた「チアフルチャーマーもも。」のようです。
おまけをヒミツにしていたのは、こういう訳だったんですね。

余談ですが、つい先日に「しにがみのバラッド。」のアニメ化が発表されました。
そういえば、「電撃文庫作品のラジオドラマ化 ≒ アニメ化」なんですよね。
まぁ、途中でポシャったり、同じ作家の別の作品がアニメ化されるってなこともありますけど。
さて、「電撃hp」ではパロディ本第3弾「電撃hPa(ヘクトパスカル)」が誌上通販限定で発売されるそうです。
表紙は「学園キノ」、巻頭ポスターは「チアフルチャーマーもも。」だそうです。
条件反射で、払い込み用紙に記入をしてしましました(笑)。
前回もそうでしたが、本誌は380ページで¥945なのに、パロディ本が228ページで¥1,500(送料別)という値段設定は高いなぁ。
増刊号扱いで、一般発売してくれたらよかったんだけどなぁ。

(初出:はてなダイアリー「八月の熱い風 ::Burning wind on August::」)

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