思い立ったが吉日というわけで、本日、東海道の旅 箱根越えを敢行してきました。
昨晩布団の中で色々検討した結果、1日で箱根越えは無理という結論になりました。
この判断は正しかったのですが、自宅を出発した時間がかなり遅かったたため、最後は街灯のない山道を、月明かり&たまに通過する車のヘッドライトで歩かなければいけないことに……
自宅を12:00ごろに出発したのですが、交通費を浮かせるため小田急線に乗ったため、小田原駅到着が14:15になってしまいました。
観光客気分で小田原城を通過し、そのまま箱根路へ。
入生田では野菜の無人販売を頻繁に見かけました。
しかも野菜の横に、必ずみかんが置いてあります。
お地蔵様のお供え物にもみかんが……
後で知ったのですが小田原は、蜜柑の産地なんだそうです。
途中、箱根駅伝の復路に出場すると思われる、どこかの大学のランナーと遭遇。
そういえば町中に、ポスター・交通規制の看板があったっけ。
途中、道を間違えながらも、急坂の旧東海道を進んでいきました。
息もあがり、足の豆の痛さも感じなくなってきたあたりで、日が暮れ始めました。
このまま山の中の旧道を進むと遭難の恐れがあると判断し、やむを得ずアスファルト舗装の県道732号線を進むことに。
須雲川をすぎたあたりで日没。
携帯ラジオでニッポン放送をガンガンに鳴らし、LEDライトを手に持ちながら日没後のさみしい山道を歩きました。
暗闇の中、杉並木(?)を通過し、畑宿の先の七曲と呼ばれるカーブにさしかかります。
ここの坂がきついのなんの。
この坂が、箱根路で一番つらかったです。
七曲には、ところどころに階段があるんですが、かなり足に負担がかかってきついので、多少危険ですが車道の脇を歩くことにしました。
七曲を過ぎたあたりで、本来は手元の地図3ページ分の距離を歩かなければいけないのに、2ページ分でいいと勘違いしてことに気づきました。
意気消沈する暇もなく、再び気力を振り絞って歩き出します。
キリのいい場所を終着点とするために、近くのバス停に書かれていたバス停の案内を見ていたのですが、なんとなくダイヤを見たところ、すでに1.5時間前に終バスが出発してしまっていたことに気づきました。
orz さらに意気消沈。
しかも強風が吹いてきて寒いため、手袋をし、ロングコートのフードを被り、やけになって「
箱根の皆さ〜ん!うたわれるものですよ〜!!」とひとしきり叫びました。
叫んで気が済んだ(?)ので、再び山道を登ります。
すでに閉店している「甘酒茶屋」、道路わきに石碑があったような気がした「お玉ヶ池」を通過。
やがて国道1号線にぶつかるところで、親から電話が。
元箱根が近いということで、あと1時間で帰路につけると報告。
しかし、国道1号線にぶつかったところで、国道1号線を右(東方向)に進めばいいのか、左(西方向)に進めばいいのかわからなくなりました。
カンで左に進もうとしたところ、目の前をバスが通過。
え、バスが走っている!
左からバスが走ってきたので、左に進むのが正しいということだと理解し、そのまま進み、箱根登山バスの元箱根港バス停に18:25頃到着。
早速ダイヤを見たところ、箱根湯本・小田原駅方面のバスが1時間に2本も!しかも終バスは20時台。
ということで、今回はここで東海道の旅 を終了することに決定。
バスが来るまで20分ほど時間があったので、近くにあったセブンイレブンへ。
店内には、箱根駅伝の各出場校のTシャツや、ガイド本・応援グッズが特設コーナーができていました。
とりあえず、あったかいウーロン茶とピザまんを購入。
しかし、ここのセブンイレブンは、にぎやかでちょっといいかげんな店だったなぁ。
店長さんらしき人も、怒りもせずそれを放置。
まぁ、通勤が辛くて悪条件の場所でアルバイトしてくれているんだから、多少のことには目をつぶっているんだろうなぁ。
バスに乗り込み、約50分ほど箱根登山バスに揺られて小田原駅に到着しました(フリーパスなしで元箱根港からバス乗る場合は、小涌谷・箱根湯本で降りて箱根登山鉄道に乗るよりも、終点の小田原駅まで行くほうが、若干安い)。
しかし運賃額にはたまげました。¥1,150ですよ。普通の路線バスで、人生初の3桁超えでした。
そうそう、帰りのバスは箱根駅伝のコースを通ったのですが、何箇所かに出場大学の手書きの応援メッセージの幕が張ってありました。
それから「うたわれるものらじお」で話題になった、「箱根の皆さ〜ん!うたわれるものですよ〜!!」のときに、酒・おつまみを購入したセブンイレブンも車窓から発見。
思わずニヤリ。
ということで本日の旅は、行程 30km弱、所要時間 約4時間10分(早足)、約2万2,000歩(自宅からの往復を含めると2万7,300歩)でした。
さぁ、次回(来年)は東海道の旅 第2部「静岡県縦断の巻」です。
いつ行こうか、楽しみだなぁ。