11/25(土) 松江城観光はいまいち 遊覧船はよかったのだけど…
昨日のように、熟睡できずウトウト睡眠を繰り返し、結局6時に起床しました。
NHKのニュースで天気予報をチェックしたところ、午前中は雨がちのよう。
朝食を食べる前から食べ終えた後にかけて、何度となくホテルの窓から外を確認すると、確認するたびに雨が降ったりやんだりを繰り返しているようです。
荷物軽量化のために折り畳み傘を持ってこなかったので、ビニール傘を買わないといけないかも…と思いつつ、10時にホテルをチェックアウトしました。
結局雨が降っていたので、ホテルの隣のセブンイレブンででビニール傘を購入。
そして松江テルサのコインロッカーに荷物を預け、トートバッグ一つの身軽な状態で観光に出ます。
まず昨日の夜の飲食店探しの際に見つけた、近くの賣布神社で御朱印をいただき、徒歩で松江城へ。
途中で観光ガイドブックにあった茶町商店街を通るも、ここも居酒屋ばかりでした。
もしかして、普通の飲食店ってこの町では成立しないのかも?
松江城手前の島根県庁の横を通り、まず松江城そばの大手前堀川遊覧船乗場へ。
早い時間だったので20分待ちくらいで、遊覧船に乗船。
こたつ船でしたが、あぐらがかけないため、足を外に伸ばして座ることに。
ただ舳先に座れたため、眺めはよかったです。
途中橋が低いため屋根が下がる場所が何か所かあり、ちょっとだけワクワク。
普段はこの手の遊覧船には乗らないのですが、観光の時間調整と割引サービスもあって今回は利用しましたが、それなりには楽しめました。
次に松江城へ。
松江城は12ある現存天守のひとつである割には、城門などは復元されておらず、また天守に至る経路も簡単で攻め込まれやすそうという印象を持ちました。
途中、洋館 興雲閣に立ち寄りました。
なんか名古屋旅行のときに明治村で見たことあるような気がする…と思ったら、興雲閣は明治時代の建物だそうな。
道理で。
松江神社では、松江神社と福徳稲荷神社の御朱印をいただきました。
御朱印をいただく際には一人一人にわざわざ神社の説明をしていただき、丁寧な方でした。
そして松江城の天守閣へ。
階段の段が高くて、翌日筋肉痛になりましたが、当時はそんなことは露知らず。
城は5階建てなのですが、当時も上り下りが大変だっただろうなと思いをはせながら登り続けます。
途中の階は薄暗いうえに、たいした展示物もなく、さっさと最上階へ向かいます。
天守の最上階からは市街と宍道湖が見えましたが、見晴らしは大したことがない感じです。
あまり面白くない城だなぁ。
城から降り、城内の松江護国神社へ。
ここでは黒地に赤文字で「大勝利」(登録商標)とかかれたお守りを推しているらしく、のぼり旗がたくさん立っていました。
ここの御朱印は書置きな上に複数種類あるのですが、戦争反対な故に何やら不穏な空気を醸し出す文章が書かれた御朱印も。
護国神社ってそういう傾向があるけどさ……
結局スタンダードな御朱印をいただきました。
次に城山稲荷神社へ。
日本三大船神事 ホーランエンヤを行っている神社ですが、御朱印の授与はコロナ禍以降自粛中とのこと。
残念です。
ただコロナ禍自粛は言い訳で、人手不足が原因じゃないかと邪推。
しかし今回の旅は、睡眠不足がたたっているのか、テンション低めでどことなく不満の感情が溜まりぎみですね。
ここで城内を抜け、塩見縄手から右回りで松江城大手門方面へ向かいます。
小泉八雲記念館は、面積の割には小泉八雲の人となりがよくわかる展示で興味を惹かれました。
しばらく音声コンテンツを聞きふけったり、展示資料を読みふけったりしました。
しかしそれ以外の観光施設や街並みは大したことはないですね。
予定ではこの辺りで昼食タイムなのですが、ちょうどよい飲食店が見当たらず仕舞い。
幸いなことに空腹感はないので、そのまま観光を続行しました。
小泉八雲旧居や武家屋敷を観光しつつ、たまたま一般公開中の島根県知事公舎へ。
この公舎は維持費の問題から近々廃止予定で、それもあって公開していたそう。
そして松江歴史館・松江ホーランエンヤ伝承館を回ります。
どちらも展示内容はいまいちで、松江ホーランエンヤ伝承館は規模が小さめでした。
飲食店を探しながら、遊覧船乗り場の向かいの島根県物産観光館へ。
ただのお土産物店なので食事をとることはかなわず、荷物になることからお土産も買わず。
そこで松江駅に戻る途中で、飯を食う計画に変更しました。
ただ途中で見つけた普通の飲食店はスープカレーの店くらいで、またしても居酒屋ばかり。
白飯が食べたい私には、願いがかなわず。
たまたま見つけたラーメン屋も、まだ営業してないし。
そこで街中で飯を食うのはあきらめ、松江駅まで戻り、その先のイオン松江ショッピングセンターで飯を食うことに。
たまたま駅前の一畑百貨店の前を通りかかったら、閉店まで50日だそう。
そりゃそうだ、こんなに人通りも少ないし、まわりにチェーン店すらない駅前で百貨店をやっててもダメでしょう。
イオンでは、上階のフードコートには選択肢がなさそうなので、1Fの大戸屋に入り、ゆっくりと昼食をとりました。
もう16時なので、時間的には早い夕食ですね。
しかし大戸屋でさえも客がいないんだよなぁ。
食後に予定していた ちどり湯に行く気にもならず、イオンの椅子で1時間時間をつぶし、松江テルサで荷物を引き上げました。
松江テルサでも1時間強の時間をつぶし、30分前に駅へ。
この待ち時間、ずっとサンライズ出雲の個室が空かないかe5489にアクセスし続けて粘っていましたが、結局空かず。
発車15分前に断念し、e5489で事前に確保していた のびのび座席を発券。
しばらく待った後ホームへ。
しかし電車が9分ほど遅れているそう。
寒さに耐えながらホームで電車を待ち、乗車しました。
しかしノビノビ座席は、座席とはいいながらも寝っ転がるしかなく、正座もできないほど天井が低いので、座りかたに困りました。
カーテンもないので、結局、皆さんがやっている、窓際の衝立に隠れての体育座りです。
でも狭い狭い。
廃止されてしまったムーンライトながらの座席のほうが、まだ快適です。
ふと見ると、お隣の人が、メジャーをもって座席のサイズを測っていました。
最近、鉄道に限らずサイズを測っている人をちらほら見受けますが、なんか流行りなんですかね?
しかし、手持無沙汰です。
iPadを持ってきたので、まいてつの本を読んでみたのですが、なんか電車酔いしそうな予感がしたので中断。
ラジオの録音を聞きながら、時間も良きところになったので、寝ることに。
しかし毛布は小さく、枕がないのに参りました。
毛布はあおむけになってギリギリサイズ。
横向きで寝ると、どこかが必ずはみ出します。
毛布のせいで寝返りも打ちづらいです。
枕カバーはあれど、枕がないので腕枕にしましたが、腕が疲れてもちません。
荷物を枕にしたかったのですが、残念ながら衣類は着込んでいるので、ちょうどいい枕にできる素材がありません。
そういえば床ってそんなに固くないし暖かいよなぁと思い、軽くカーペットをはいでみると、木材と金属でつくられていました。
でも初日の快活クラブや高速バスのほうが、ちょうどよいクッションが聞いていい環境だったなぁ。
ノビノビ座席が、カプセルホテルみたいな個室だったらよかったのになぁ。
もう二度とノビノビ座席には乗らないからな!
11/26(土) サンライズ出雲遅延 静岡県は長いなぁと再実感
アイマスクをして寝ましたが相変わらず熟睡はできず、ウトウト睡眠で翌朝を迎えました。
今朝も、6時ちょっと前に起床です。
しかしまだ静岡県内を走行している模様です。
停車駅を考えても、ちょっと進行状況が遅いような……
6時過ぎに駅に到着した際の車内アナウンスによると、50分遅れとのこと。
サンライズはよく遅れるそうなので気にしませんでした。
しかし、手持無沙汰です。
ぼけーっとしながらもトイレへ。
それはともかく、下車予定の6:44が近づき、50分遅れだから気が早いとは思いつつも下車準備に。
でもまだ静岡県内です。
神奈川県にすら入っていません。
今回は青春18きっぷの旅ではないけれど、相変わらず静岡県は長いなぁと感じました。
相変わらず、ぼけーっとしながら、車窓を見続け、やがて見知った車窓になり、横浜駅に到着。
そして自宅に帰りつきました。
自宅では、睡眠不足と疲労が祟ったのか、夕方までずっと寝てました。
その後2日たつまで疲労が完全に抜けませんでした。
まぁ、それはいつものことですが。
まとめ
都市の規模が違うということもありますが、4月に行った善行寺と比べて、門前町も含めて出雲大社は色気のない神社ですね。
あと観光地が近くに少なくて、車がないと移動が困難ですね。
バス路線があるだけましですが、予定を立てるときにバスのダイヤが旅程を制限してしまい、困りました。
今後の地方旅行では、これらの点を考慮しておかないといけませんね。
というわけで、今回の旅は、高速バスを乗り逃すというトラブルに加えて、慢性的に睡眠不足で、しかも寒いということもあり、全体的に不満が残る旅でした。
10点満点中、5点です。