まずは壊れたプラスチックバックルを観察するところから。 オス側の表には「STEALTH」、裏には「N WOO JIN DURAFLEX」と書かれています。 メス側の表はツルツルに近い梨地で、裏には「WOO JIN D-FLEX STEALTH 25mm」と書かれてます。 ネット検索と、メーカーのカタログ・手芸材料の問屋さんのウェブサイトと照らし合わせてみたところ、「DURAFLEX Stealth Side Squeeze Buckle 25mm」(オス・メスセット版の商品名)という製品であることが判明しました。 バラ売り版のオス側「DURAFLEX High Release Stealth 25mm」 これは香港のDuraflexグループの「DURAFLEX STEALTH」シリーズのプラスチックバックルで、かつて韓国のWOO JIN Plasticが韓国で製造し、アジア地域で独占販売をしていた商品です。 WOO JIN Plasticは、2008年8月にDuraflexグループから離脱したため、現在はDuraflex Hong Kong(旧 Unitex International Button Accessories)が権利を引き継ぎ、工場を中国・ベトナムに移して製造・販売しています。 ちなみに、北米地域ではDuraflex傘下でアメリカのNational Moldingが、ヨーロッパ地域ではイタリアのNational Molding Italiaが製造・独占販売をしています。
Duraflexのプラスチックパーツは、アウトドアブランドの製品ではよく使われているそうなので、補修部品が出回っているはずだと踏んで探してみました。 まず100円ショップ・大型手芸店を探してみましたが、ベルト幅20mmの角型(おそらくYKK製のLB20)か、Nifco製のプラスチックバックルしか置いていませんでした。 次に大型量販店を探してみましたが、ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ディスカウントショップのリュック売り場では、補修パーツの取り扱いはありませんでした。 もしかしたら…という期待を込めて、東急ハンズを探してみたところ、リュック売り場の一角で発見しました。 WALK ABOUT「サイドリリースバックル」(三信製織株式会社)¥210 WALK ABOUTの「サイドリリースバックル」という商品です。 よく観察してみると、メス側の裏には「UTX D-FLEX STEALTH」と書かれています。 「UTX」はUnitex International Button Accessories(現 Duraflex Hong Kong)の略称で、なおかつ「D-FLEX」の表記もあるので、これはアジア地域向けの「DURAFLEX」シリーズの商品であることは間違いありません。 なおメス側がクイックアタッチ型になっているものと、通常型のものがあります。メス側の修理に使うなら、クイックアタッチ型を買うと縫い直す作業がいらなくなるので楽です。
WALK ABOUT「サイドリリースバックル」は、三信製織のネットショップ「カジュアルショップ サンシャイン」でも販売されています。ただしこちらは北米地域向けに製造された同一商品です。