きゃらりこ日誌

2023年10月

東京湾クルーズに行ってきました

散歩・旅行
東京湾クルーズが、12月までの期間限定で格安の¥1,000で体験できるということをYoutubeで知り、さっそく専用サイトで予約をとって船に乗ってきました。
 →<実証運航>世界初の水素燃料双胴船「ハイドロびんご」で行く!羽田空港沖実証運航事業 | マリーンルージュ・シーバス・横浜クルージング

今回乗った船は、水素と軽油の混焼エンジンを搭載した双胴船「ハイドロびんご」です。
この船は日本初の水素を燃料にした旅客船で、2021年7月に完成したそうです。
なんで水素を燃料にしているの?と思ったら、環境対策として航行時の二酸化炭素の排出量を減らすために水素を使用しているそうです。
そのため、ハイドロびんごは水素と軽油の混焼エンジンのPRのために各地に貸し出されているようで、これまでに愛媛県や東京都で航行していたそうです。
ハイドロびんご
ハイドロびんご

さて今回のクルーズは「水素燃料双胴船「ハイドロびんご」で行く 羽田空港沖実証運航事業」と銘打たれており、どうやら何らかの補助金が出ているようです。
だから¥1,000で行けるんですね。納得しました。

行程は、横浜港新港埠頭のシーバス 横浜ハンマーヘッド乗り場から羽田空港沖まで行き、羽田空港沖で30分の停泊&飛行機の写真撮影タイムを経て、横浜ハンマーヘッド乗り場まで戻る、所要時間2.5時間の東京湾クルーズになります。
横浜ハンマーヘッド内の窓口で名前を告げ、料金の支払いを済ませ、15:30に横浜港を出発しました。
ワクワクしながら2階デッキのベンチに陣取ったのですが、海をグングン進んでいく様子をはっきり見ることができて、デッキはなかなかいい眺めでした。
さて新港埠頭を出発した船はベイブリッジはくぐらず、左に曲がって大黒大橋をくぐり、京浜運河を進んでいきます。
京浜運河という名前は知っていたのですが、左右の陸地は埋め立てで作られたということで、これはもう運河というよりも海の一部ですね。
やがて左手にJERAの火力発電所、右手に大黒パーキングエリアが見えてきます。
大黒パーキングエリアといえば、このブログには書きませんでしたが、2019年5月に横浜ベイブリッジスカイウォークを渡るために、大黒ふ頭まで行ったことがありましたっけ。
大黒ふ頭の自動車運搬船
大黒ふ頭の自動車運搬船
やがて左手に東芝京浜工場、そして海芝浦駅が見えて来ました。
そういえば海芝浦駅には、2006年9月に徒歩旅行「東海道の旅 第2回」の寄り道で行きましたっけ。
懐かしいなぁ。
思い起こせば、私の旅行好きは「東海道の旅」がきっかけだったんだよなぁ。

それはさておき、海芝浦駅を過ぎると川崎港に入っていきます。
扇島を過ぎると、もう羽田空港沖に到着です。
ちょうどこの下には首都高速道路湾岸線 多摩川トンネルが通っており、その上を約30分間ゆっくり8の字に回りながら、飛行機の撮影タイムとなりました。
私は飛行機の撮影には興味がなかったので、A滑走路から飛び立つ飛行機をじっくり眺めていました。
目の前にある羽田空港のD滑走路は、多摩川の流れを妨げないように桟橋と埋立地の複合構造となっているそうです。
そういえば何かのテレビ番組で、桟橋の柱が魚の隠れ家になっていて、いい漁場だと聞いたことがあります。

日没を過ぎて暗くなり始めてきました。
16:50、帰港の時間です。
さっき来たルートを戻って帰港します。
日没後に風を切って走ると、さすがに寒さが堪えます。
川崎港の夕景
川崎港の夕景
工場夜景もきれいだったのですが、写真の手振れがひどくて掲載できないのが残念です。
時間に多少余裕があるので、山下ふ頭の実物大ガンダムの近くに立ち寄りつつ、山下公園・臨港パークをぐるっと回って、17:56に横浜ハンマーヘッド乗り場に戻ってきました。
山下ふ頭 GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの実物大ガンダム
山下ふ頭 GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの実物大ガンダム

ちなみにガイドさんによると、この時期は行きは東京湾クルーズ、帰りは工場夜景が楽しめて、お得なのだそうです。
しかも通常は¥5,000はかかるクルーズなので、今回これを¥1,000で楽しめるのは、さらに得なのだそうです。
今朝は遅めの朝食だったので昼食をとっていなかったため、カロリー不足による体の寒さが拍車をかけたという誤算はあったものの、船が海を進む姿や工場夜景とても面白かったです。
またこのような機会があったら、ぜひ参加したいと思います。
横浜みなとみらい地区の夜景
横浜みなとみらい地区の夜景

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