Fan Errorの原因は、たいていはホコリ詰まりなので、恒例の分解掃除をしたものの起動しません。
以前、PCの不調で分解した際にビデオチップのファンとスピーカーのコネクタをうっかり壊したり、筐体も落下時に欠け・ヒビが入ったり、一部のキートップが壊れていたりと、原因にいくつもの心当たりがあるので修理コースかなぁ。
幸いなことにThinkPadは、保守マニュアルが公開されていますし、容易に自力修理ができる設計で、しかも個人向けにパーツ販売も行われています。
しかしメーカーから保守部品を取り寄せてると高くつくので、ヤフオクで、G41シリーズで同じPrescott用システムボードを使用しているPCを落札しました。
そのPCは液晶不具合とのことで、起動しなくなったメインPCから必要なパーツを付け替えてやれば、元通りになるはず。
とりあえず修理までの間、サブPCのThinkPad 130(2000年発売、Windows Me)を引っ張り出して使っているのですが、Meたんのドジっ娘ぶりは健在でした(笑)。
しかしメインPCじゃないと動かないソフトもあるので、その場しのぎでなんとか使えないものかとGoogle先生にお伺いを立ててみたところ、[ESC]キーでエラーを無視して起動することができるとのこと。
Fan Errorの画面で[ESC]キーを連打してみたところ、起動に少々時間がかかりますが、なんとか使えるようになりました。
さすがThinkPadだ。
(初出:はてなダイアリー「Tech² memo」)