きゃらりこ日誌

2019年07月

ルートラボから、Googleマイマップへの移行

サイト管理 / 技術
東海道五十三次ルートマップで使っていたYahoo! JAPANのルートラボが、2020年3月末で終了するということで、早めにGoogleマイマップに移行することにしました。
ということで、その移行作業で気をつけなければいけない点、ハマってしまった点をまとめておきます。
東海道五十三次ルートマップ
Googleマイマップに移行した「東海道五十三次ルートマップ」

  • Googleマイマップを作成するためには、Googleのアカウントが必要です。

  • 斜度・高度・速度については、Googleマイマップにその機能がないため、ルートの線の説明欄に文字で書き出されます。

  • ルートラボの吹き出しピンは、Googleマイマップにはインポートされません。手作業で追加してください。

  • ルートラボのルートデータは、個別のルートのページでKMLファイルをダウンロードすると面倒がありません。
    なおマイページにある「ルートデータの一括ダウンロード」ボタンを使うとKMLファイルではなく、GPX形式にはなりますが、複数のルートのGPXファイルをZIP形式でまとめたものをダウンロードすることができます。
    このGPXファイルを、Googleマイマップにインポートできるようにするためには、ファイルの一部を修正する必要があります(後述)。

ルートラボのマイページ
ルートラボのマイページ

  • ファイル名は適当な英数字の羅列になっていますが、この英数字はルートラボの個別ルートのURLの後半部と同じものです。
    ただGPXファイルの中にルート名が書かれているので、このファイルが何のルートのファイルなのかを知りたい場合は、テキストエディタで開いて覗いたほうが早いです。

  • Googleマイマップはhttps://www.google.com/mymaps/、もしくはGoogleマップでGoogleにログインし、左上の「≡」→「マイプレイス」→「マイマップ」 でたどり着くことができます。
    ちなみにここで作ったルートデータは、Googleドライブに保存されます。
    間違って消さないように気をつけてください。

  • ルートラボで書き出したGPXファイルを、そのままGoogleマイマップにインポートすると、「ファイルに無効またはサポートされていないデータが含まれているか、ファイルが大きすぎて解析できません。」というエラーが出ます。
    GPXファイルをテキストエディタで開いて、下記のように書き換えてください。
    <author>作者名</author>
     ↓
    削除

  • またGoogleマイマップではエラーにはなりませんが、他のソフトやサービスでこのGPXファイルを使う場合は、下記も修正しておいたほうがよいでしょう。
    (※10/15追記 明らかなバグなので、Yahoo! JAPANのサポート窓口に伝えておいたのですが、2か月以上たった現在も修正されていないようです。)
    </tags>curl
     ↓
    </tags>

  • 個別のルートのページでGPXファイルをダウンロードした場合は、以下の部分も書き換えてください。
    <gpx version="1.1" xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/1">
     ↓
    <gpx version="1.1" xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/1" creator="">


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