きゃらりこ日誌

2017年12月

生活 / メモ

7年物のTimbuk2 Classic Messengerを修理に出してみました

[裏地が劣化したメッセンジャーバック]私は普段のお出かけに、Timbuk2の「Classic Messenger Bag」(Sサイズ)というメッセンジャーバックを愛用しています。
防水なのでゲリラ豪雨にあっても浸水しないし、Timbuk2の定番商品であり、なおかつライフタイム保証があるので、一生ものとして使えるのが魅力です。
しかし7年間も使い続けていたせいか、防水裏地のTPU(熱可塑性ポリウレタン)ライナーが劣化してボロボロになってしまいました。
一般的に、ポリウレタン素材の寿命は2〜3年と言われているので、よく持った方だと思います。
と言う訳で、修理に出してみることにしました。

問い合わせ
このメッセンジャーバッグは並行輸入品なので、アメリカのTimbuk2につたない英語で問い合わせたところ、「日本に住んでいるのなら、日本の代理店に聞いたほうがいいよ。」というお返事。
そこで紹介されたTimbuk2 日本公式サイトに問い合わせて、日本の代理店と何度かメールのやり取りしたところ、「TPUライナーの交換の見積もりは¥15,000で、日本国内の提携工場で修理。でもTPUライナーの在庫も代替品もないので、非防水になってしまう。」(要約)とのお返事(※現在は、純正のTPUライナーの在庫があるので、防水での修理が可能だそうです)。
アメリカで修理すると$25(¥3,000弱)なのに、日本で修理すると¥15,000。
新品を買って、おつりが来てしまう金額です。
しかも防水性能が劣化してしまうのにも納得がいきません。
そこで再びTimbuk2に、「送料は払うから、アメリカで修理してくれないか?」と問い合わせたところ、「輸送事故の際の補償がなくてもいいなら、アメリカでも修理ができるよ。」との返事。
ヨーロッパに比べれば輸送事故は少ないようなので大丈夫だと判断し、アメリカに修理に出すことにしました。

修理依頼・発送
修理依頼の方法は、Timbuk2のショッピングサイトの修理のページで「$25 Repair Fee」(メッセンジャーバッグの場合)を注文するだけ。
注文が完了するとRMA番号が書かれたメールが送られてくるので、メールの指示に従って修理指示書を印刷して必要事項を記入し、送り状にもRMA番号を書いて、アメリカ カリフォルニア州に送ります。
修理にかかる時間は3〜8週間ということでしたが、私の場合は6週間で修理が完了しました。
また修理代は$25、送料は$5で、合計$30(決済日のクレジット会社の換算レートで¥3,478)でした。
なお別途、修理品を修理工場のあるアメリカ カリフォルニア州まで送るための送料が必要です。
安価に送るのなら、バッグを二つ折りにする必要はありますが、郵便局の「SAL便」扱いの「小形包装物」(Small packet、いわゆる小包)が使えます。
ただ追跡サービスはないのですが、料金は¥980(900gまでの料金)で比較的安価です。
最安で送るなら「船便」扱いの「小形包装物」という方法もあるのですが、こちらは到着に1ヶ月以上かかることがあり、修理依頼が期限切れになってしまう恐れがあるので、こちらはお勧めできません。
あと、送り状の品名の後ろに「(Return for repair)」(「修理のための返送」という意味)を書いておかないと、販売目的で新品を輸出したとみなされて、受け取り先が関税を払わなければいけなくなることがあるので、気をつけてください。
またカリフォルニア州の法律の関係で、汚れがひどいものは修理を拒否されることがあるので、バッグを洗ってから発送してください。
なお海外発送の手続きや注意事項は、詳述しないので各自で調べてください(海外向けショップ運営者のブログや、海外に修理品を送った方のブログが参考になります)。

関税について
なお修理品発送時に「関税の減免戻税の手続き」をしていないと、修理完了品を受け取る際に、新品を個人輸入したとみなされるため、関税・消費税の支払いが必要となります。
ただしこの手続きは、税関と、税関の外郵出張所の窓口でしか行えないようなので、今回は個人輸入の免税ルール(※一部品目を除き、価格・送料の合計が¥16,666以下の場合は免税)を利用することにしました。
私の場合、通関時に国際宅配業者のUPSから購入時の価格の問い合わせの電話があり、昔の記憶をたどって「購入時の価格は1万円未満だった」(後で調べたら¥7,000弱でした)と答えたら、無事免税となりました(※UPSの送料は、通関代行手数料込み)。

修理の出来
[修理後のメッセンジャーバック]
修理の出来ですが、裏地を交換したためゴワゴワ感が出ていますが、そのせいか強度が増したような気がします。
またマジックテープの受け側が現行モデルと同じ位置に変わったので、しっかりと蓋がくっつくようになりました。
TPUライナーの色がガンメタルに変わっていたり、修理依頼には書かなかったけれども明らかにほつれている部分の修理をしていない、微妙に歪んで縫われているなどの気になる点がありましたが、これは許容範囲内。
目飛びがあったり、糸の始末が中途半端で 糸の端が裏側に1cmくらい飛び出ていたりと、ちょっとアレなところもありました。
[修理品の目飛び部分]
日本だったら確実に検品ではじかれるし、クレームの対象になるのですが、アメリカクオリティですから仕方がありませんね。
細かいところが気になる人はアメリカへ修理に出さず、日本の代理店に修理に出すか、新品を買った方がよいと思います。

このように気になる点はありますが、たったの$25で修理してくれるということを考えると良心的だと思います。
これからもTimbuk2 Classic Messengerを、長く愛用し続けたいと思います。
[ 秋野よう | この記事のURL ]


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