例によって、今回も自分用のメモなのでダラダラ書いてます。
お盆休みの期間中になると交通費・宿代が高くなるので、時期をずらした「ずらし旅」をしよう。なんなら長距離フェリーに乗ってみようという訳で、一足早くお盆休みを取って、北九州の関門海峡・小倉周辺に旅行に行ってきました。
2024-08-07(水) 門司港駅・関門海峡周辺
新幹線の時間の都合上、朝4時起きでした。いつも寝不足で旅行初日を迎えるので、今回ばかりはと前日早めに寝たのですが、ワクワク感が高まりすぎたせいか、ほとんど寝られず、記憶が飛び飛びになる程度の睡眠しかとることができませんでした。
テレビをつけても、ニュース番組はパリオリンピックの特別編成で、ことごとく休止。ただ特別編成のおかげで、いつも見ていたあの番組が旅先では見れないといったガッカリ事案がなくなるメリットはありますが。
さて5時台になり自宅を出発。最寄駅で電車に乗り新横浜駅へ。今回は早割を適用させるためスマートEXで新幹線を予約したのですが、2本前ののぞみ99号は早割の、1本前ののぞみ1号は早割ワイド21の対象外なんですね。そういう訳でホームでのぞみ1号を見送り、博多行き6:33発ののぞみ3号に乗車しました。
ずっと高速バス移動に慣れきっていたせいか、座席の足元が広くて荷物を置いても邪魔にならないことに、思わず感動。さて今回は新幹線に揺られる時間が4時間20分もあるのですが、それを失念して新幹線用の暇つぶしを用意してくるのをすっかり忘れてしまいました。こんなことになるだったら、文庫本でも持ってくるんだった。仕方がないので、帰りのフェリーの暇つぶし用に用意した、電子書籍のマンガを読んでみました。しかし、4冊読んだところで飽きました。暇つぶしのバリエーションがないのが敗因です。仕方がないので外の景色をボーっと見ながら、山陽新幹線区間では連続するトンネルで耳が気圧で変になりながら、なんだかんだで小倉駅に到着。そのままスムーズに乗換えをして、門司港駅へ。本当は小倉駅のコインロッカーに荷物を預けたかったのですが、コレクション用に交通系ICカード SUGICAを買っていたらコインロッカーに行く時間がなくなり、荷物は門司港駅のコインロッカーに預けることになりました。
門司港駅を下車し、炎天下の中、近くの九州鉄道記念館へ。まず屋外の車両展示へ。ここで、まいてつの れいなのモデルとなったキハ07と対面。この子がれいなの実物なのかと感傷に浸りました。他にも昼は急行、夜は寝台車で酷使して車両寿命を縮めた急行月光や、ブルートレインのB寝台の客車も展示されていました。ブルートレインと言えば、昔は子供向けの乗り物の本にもたくさん掲載されており、大人になったら一度は乗ってみたいなと思っていました。しかし、2015年の運行をもって全廃されてしまいました。そんな中、本物のB寝台の車内に入ることができ、また触ることもできて感激でした。次に館内に入りましたが、館内展示のほうはいまいちでした。個人コレクターからの寄贈品なのかな?といった品物ばかり。まぁ、国鉄はどの地域でも貴重な資料を持っているという意識も、大切だから保存しようという意識もなかったので、鉄道事業者側ならではの展示品がほとんどないのも仕方がありません。博物館ではなくて記念館たるゆえんは、ここにあるのかもしれません。一応、ここでは所要時間1時間を見てたのですが、30分で充分だったかもしれませんね。
その後は、門司港レトロ地区をブラブラしてきました。ただ、ここは観光地としては、いまいち感が否めません。歴史的建築物が密集してるわけでもなく、昔の建築物が3つ点在しているだけです。この地域に開発制限をかけている割には、歴史的建築物の後ろに高層ビル(門司港レトロ展望室)が建ってしまっていたりと、どうもレトロな建物を観光資源として充分生かせてないっぽいです。海峡プラザの前にある、ポケふた サーナイト・ルナトーンを撮影し、昼食に。ここでは北九州の小倉が発祥と言われている焼うどんを食べ、門司電気通信レトロ館へ。
門司電気通信レトロ館は展示物は少ないのですが、NTT技術史料館・NTTドコモ歴史展示スクエアにも展示がなかった、船舶電話の公衆電話があったり、写真撮影が自由だったりして意外と楽しめました。
そして関門海峡へ向かいます。途中、甲宗八幡神社で御朱印をいただきましたが、天気がいいので暑いっ!御朱印待ちのあいだ、日陰に隠れていました。この日、福岡の観測地点では、最高気温が34.5℃だったそうです。水分補給直後は汗ダラダラですし、半袖から出た腕は日焼けしてしまい、もう疲れました。日焼けは疲れるってのは本当なのかも。そしてノーフォーク広場でポケふたの写真を撮り、木陰のベンチで小休憩。ここまでは当初の計画通りの時間で進行していましたが、この後、めかりパーキングエリアで関門海峡を眺める予定でした。しかし、外が暑すぎてそんな悠長なことをしている場合ではありません。早く関門海峡の関門トンネル人道で涼むべく、めかりパーキングエリアに寄るのをやめました。途中、和布刈神社に寄って御朱印をいただいてから、関門トンネル人道に向かいます。その途中で、今日行ったところの写真を、ことごとく撮り忘れたことに気づきましたが、暑さのせいで頭が回っていないし、仕方がないので諦めました。
関門トンネル人道は、換気のため取り入れた外気が暑すぎるせいなのか涼しくなく、がっかりでした。距離は780mで徒歩約15分とのことでしたが、意外と長く感じました。この後、火の山ロープウェイに乗る計画でしたが、あまりの暑さに火の山に登るのをやめて、唐戸港へ向かいました。ここまでで、予定から1時間巻きの進行です。
赤間神宮で御朱印をいただき、日陰のベンチで小休憩をとり、亀山八幡宮へ。亀山八幡宮では12種類も御朱印があって迷いつつも、直書き可能な期間限定の風鈴祭の御朱印を頂きました。境内に設置されたたくさんの風鈴が涼しげな音を奏でており、とても素敵でした。炎天下でなければなぁ…
そして唐戸港へ。あまりの暑さに、腕に水をかけて、つかの間の涼をとってみたり。それでも暑が堪えるので、関門海峡連絡船で門司港に渡る前の船待ちの時間に、かき氷を食べて体をクールダウン。かき氷でも食べて体を冷やさないと、やってられませんよ。
そして連絡船で門司港に渡り、今日の宿がある小倉駅方面へ。小倉駅では、アミュプラザ地下のマックスバリュ エクスプレスで、宿で食べるおやつ・飲料を購入。いつも旅先ではリンゴジュースを購入するのですが、1.5L入りしか置いてなかったので今回は購入せず。おやつの購入も終わったので、北九州モノレール小倉駅から2駅先の旦過駅のそばにある今夜の宿 ホテル1-2-3小倉に歩いて向かいます。2駅先といっても、小倉駅から700mくらいで、関門トンネル人道よりも短い距離なので、どうってことはありません。そうそう、ホテル1-2-3と言えば、東海道の旅のときに同グループのホテル1-2-3島田に泊まった記憶があります。そのホテルは島田駅のそばにあって、窓から線路がよく見えたことを思い出しました。今回のホテル1-2-3小倉は、北九州モノレール旦過駅の隣にあることもあり、駅に止まっているモノレールを上から見ることができました。夜になると、耳をすませば発車のアラーム音まで聞こえてきました。今回も、鉄道旅情がある宿に泊まってしまったなぁ。今回の宿泊ではパジャマ代わりのTシャツ・短パンを持ってきたので、それを着てリラックス。ホテルの浴衣って、朝起きるとたいてい着衣が捲れあがったり乱れてしまっていって、嫌なんですよね。