AppleのUSB電源アダプタ「iPod USB Power Adapter」が壊れて、電流を出力してくれなくなってしまいました。 これは第5世代iPod(通称iPod with Video)の付属品なので、もう16年以上前の製品です。 ずいぶん長持ちしましたね。 最近はUSBを電源にするガジェットが増えたせいで、iPod USB Power Adapterが大活躍してたのですが、さすがにもう寿命ですね。 いままでお疲れ様でした。 左:iPod USB Power Adapter(A1205)、右: 5W USB電源アダプタ(A1385) iPod USB Power Adapterは、現行の「5W USB電源アダプタ」と比べて大ぶりです。 大きさは「Apple 10W USB電源アダプタ」・「Apple 12W USB電源アダプタ」とまったく同じなのですが、出力は「5W USB電源アダプタ」と同じ5W(1A)です。 ただ現行の「5W USB電源アダプタ」とは違って、プラグの部分をまるごと交換することができます。 ここを交換すれば、コンセントの形が違う国でも使うことができます。 プラグ部分が交換できる構造になっている ちなみにプラグ部分の接続部の形状はIEC 60320-C8が使われており、いわゆるメガネケーブルのコネクタ(IEC 60320-C7)と同じです。 なので、ここにメガネケーブルを挿したり、プラグ部分を違うACアダプタに挿したりすることもできます。 そんなことして何の役に立つかは、謎ですが…
なおApple独自の工夫として、アダプタ側には抜け止めの突起が、プラグ部分には抜け止めを入れる溝が設けられています。 無駄な行為 AppleではUSB電源アダプタのほかに、MacBookの電源アダプタや、FireWire接続の第1・2世代iPod用「iPod Power Adapter」でもアダプタ部分の大きさは違いますが、プラグ部分は同じ形状になっています。 そのためAppleでは、差し替えて使う「電源アダプタ延長ケーブル」(1.8m)も販売しているそうです。 電源アダプタ延長ケーブル(MK122J/A)