きゃらりこ日誌

2016年04月

雑想

計算手順・思考過程の省略と数学の美が、数学が苦手になった原因か

世間では数学に苦手意識を持っている人が多く、私もその例に漏れずそうである。
そもそもなぜ私は数学に苦手意識を持ってしまったのだろうか。

よく「数学は美しい」などと言われるが、それはどういう意味なのかというと、余計なものがそぎ落とされて、理論や数式等がコンパクトで簡潔な状態になっていることを指しているのだと思われる。
同じものを表すときに、複数の表記方法があっては混乱の元になる。
確かにコンパクトで簡潔であれば、混乱も避けられ、汎用性に富んで無駄がない。

また数式の計算手順や思考過程を、暗黙の了解として省略していることにも、原因があるのではないか。
受験数学では問題に、解法の手掛かりがないものも多く見受けられる
模範回答に計算手順や思考過程を詳細に記すのは、紙幅の都合もあるだろうし、また数学の美に反しているのかもしれない。
しかし、計算や思考についての練習を充分積まないまま、練習問題を解かされると、頭の中で問題をイメージで具体化できない。
特に受験数学では、習うより慣れろ方式で、数をこなして経験を積むことが合格への近道。
まさに経験がものをいう世界だ。
しかし基礎をおざなりにして経験を積ませるということは、自身で道を切り開く力を養うためには有用だが、実務の世界ではその方法では非効率的ではないか。
数学を理解してもらうとっかかりとして、計算手順や思考過程を過不足なくに説明することが必要なのではないか。
それが数学を得意にすることにつながるのではないだろうか。
[ 秋野よう ]


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