つれづれ ネット版

日記の過去ログです。2004/3/2をもって更新終了しました。


2003/12/01 地上波デジタル放送開始!
 本日11:00、テレビの地上波デジタル放送が始まりました。
とはいうものの、全国三大都市圏(東京・名古屋・大阪)の一部地域でしか見られないんですが。
従来のテレビ放送(地上波アナログ放送)と混信しないように、今まで見ていたチャンネルを他のチャンネルに移動する作業(通称アナアナ変換)が完全に完了していないというのが、理由です。
関東では、東京都内(多摩以西を除く)でしか見られません。
私の住んでいる横浜では、2005年以降に受信できるようになるそうです。

 ゴーストがなく綺麗で、ハイビジョンサイズで高画質、5.1サラウンドで、携帯電話でもテレビが見られて、データ放送もあり、EPG(電子番組表)が配信されるからテレビ番組表いらず……。
メリットばかりが注目されていますが、光あるところには必ず闇もある。
デメリットもそれなりにあります。
 まず始めに、テレビの値段が高くなります。
日本のデジタル放送はISDB-Tという方式を使用していますが、これは日本独自規格です。
ヨーロッパはDVB-T、アメリカはATSCという方式を採用しているんですが、ISDB-TはDVB-Tを日本向けに改良・発展させたものです。
しかしSDB-TとDVB-Tには互換性はありません。
よってメーカーは、日本専用のテレビを作らなければなりません。
現在、日本で販売されているブラウン管テレビはNTSC方式のもので、NTSC方式は日本・アメリカ等で使われています。
(ヨーロッパ・アジア・南米・オーストラリアはPAL方式、ロシア・旧ソ連各国・中東・北アフリカ地域はSECAM方式が中心)
そのため大量生産が容易です。
そしてISDB-Tでも録画できるビデオデッキ・ハードディスクレコーダー・DVD±RWも、日本独自規格のせいで高価なものになります。
 また番組製作者から見れば、不景気で番組の制作予算が減らされているのに、データ放送用のコンテンツを作らるという手間が増えます。
つまり、手間が増える=制作費増加 となります。
 その他に、5.1サラウンドのサウンドが聴けるのは、ごく一部の番組だけにしかすぎません。
テレビ欄を見てもらえればわかるんですが、現在放送されているアナログ放送の番組の大半はモノラル放送という現状を見れば当然。
5.1サラウンド対応の音源は、ほとんど存在しないのですから、全番組を5.1サラウンドにするは無理です。
 また、すべての放送をHDTVにすると、カメラや撮影・編集設備などもHDTV対応のものにすることが必要となり、番組制作費が急増します。
そのため、当面は通常画質(SDTV)を併用してゆくことになります。
また、当面は地上波アナログ放送のサイマル放送(同じ番組を同時放送)が中心のため、ほとんどの番組はSDTVになります。
 なお電波の受信状態が悪い地域では、従来のようにノイズまみれだが何とか見れるという訳ではなく、全く見られなくなるか、またはブロックノイズが発生したり、動画が一瞬コマ落ち状態になります。
 それからISDB-T規格では、双方向通信機能・番組延長時の録画予約自動変更機能・緊急警報放送機能等は、受信機の実装に任せるということになっています。
つまりオプションということです。
思い描いていたテレビとは、イメージがかなり違います。

 つまり、デジタル放送になったからといって、テレビ番組が変わるわけじゃないんです。
でも、技術的には大革命なんですよ。


参考資料
 「知っておきたい 地上波デジタル放送」(NHK受信技術センター編 日本放送協会出版 ¥1,500)
 「BS/CS/地上デジタル放送 データ放送技術読本」(八木伸行・吉村俊郎・加井謙二郎著 オーム社 ¥3,000)


2003/12/02 メモメモ
アニメ監督の大地丙太郎さんは、東京写真大学短大部写真応用科(現 東京工芸大学芸術学部)卒業。
作家の椎名誠さんは、東京写真大学(現 東京工芸大学)中退。
その他に、業界内では有名な写真ジャーナリスト・デザイナーもいるらしい。
工学部出身の有名人は、……誰かいたっけ?

昔は、学園紛争もあったらしい。(全国経営者団体連合会 会社拝見 2003年1月号 スチールからビデオ撮影までさまざまな作品を世に送り出す
アニメーション学科設立時のイメージキャラクターは、しんたろー氏が制作したが、ボツになったらしい。
キャラクターは、日之本初
日本初のアニメーション学科を設立した大学という意味をかけたネーミング。

●工芸大の簡単な紹介●
1923年(大正12年)小西六写真工業(現 コニカ)の社長 7代目杉浦六右衛門が、小西写真専門学校を、東京都渋谷区幡ヶ谷に設立。
その後、何度かの名称変更・移転を経て、1977年(昭和57年)東京工芸大学に改称。
ちなみに、“工芸”は、工学部と芸術学部の略で、伝統工芸のことではない。
今年で創立80周年。
芸術学部中野キャンパス(東京都中野区)、工学部と芸術学部の一部の学科は厚木キャンパス(神奈川県厚木市)を使用。
なお厚木キャンパスにある、東京工芸大学女子短期大学部は、来年で募集を打ち切り、廃校になる予定。

工学部に関しては、学科・学部間の交流がほとんどないため、他の学部が何を学んでるのかは全く知りません。


2003/12/02 今週の変なURL:豊島屋
鳩サブレーでおなじみの豊島屋のサイトです。



http://www.hato.co.jp




鳩.co.jpか……


※この文章は、ClapClapClap!のトップページに掲載していたものです。


2003/12/03 MSX MAGAZINE 永久保存版2 本日発売
MSX MAGAZINE 永久保存版2発売されました!
ということで、さっそく買ってきました。
軽く中身を見たところ、ウォーロイド・魔道物語1-2-3・バトルスキンパニックが収録されてました。
うわぁ、懐かしい。
バトスキって、GAINAX製作だったんだ。全然気づかなかった。
内容は、後でじっくり読みたいと思います。

ASCII24の『MSX MAGAZINE 永久保存版2』発売記念イベント“MSXマガジンまつり”がASOBIT CITYで開催!の記事によると、
西氏は2004年のリリースを予定している『MSX-DOS 3.0』に触れ、「2HDをサポート、さらにTCP/IPを実装してインターネットに対応するようになる」と語った。
さらに次世代MSXとして、これまでもたびたび話題に上っている1チップMSXについて「カーナビ、HDDレコーダー、DVDプレーヤーなどに組み込みたい」とし、「ネットで常に最新の機能へ書き換えられる“FPGA(Field Prgrammable Gate Array、プログラミングが可能で、プログラムを書き換えることでさまざまなハードウェアをエミュレートできるCPU)”でやりたい」と構想を述べた。
そこで気になるのは、いつ形になって姿を現わすかということだが、これについては「2004年内に試作機をリリースする」とのこと。講演は開発中の1チップMSXについての解説に多くの時間が割かれた。
MSX-DOS3.0!?しかも、2HDディスク対応で、TCP/IPも可能とは……凄すぎ。
西さん、着々と夢を実現させてますな。


2003/12/06 プレコミックブンブン創刊
本日、ポプラ社から小学校低学年向けコミック雑誌「月刊プレコミックブンブン」が発売されました。
マッグガーデンが編集を担当しているので、マッグガーデンの将来を占うつもりで、創刊号を購入しました。
奥付を見たところ、編集長はマッグガーデン社長の保坂嘉弘さんでした。
連載陣には、マッグガーデン側で確保した漫画家が大半を占めてますね。
全体的には、幼児向けゲームブック+マンガという構成でした。
ポプラ社の持つ良質な作品資産と、マッグガーデンの雑誌づくりのノウハウが存分に生かされています。
創刊号から豪勢なことに、漫画20作品を掲載してます。
コミックブレイド以上の勢いがありますね。
では、各作品の感想。

表紙
 ポプラ社の代表作“かいけつゾロリ”がメインで、元気いっぱい。
 子供を引きつける力は充分。

企画「かいけつゾロリの大スクープ」
 内容は、アニメ化情報と、作品紹介、パズルブック。
 子供は楽しんで遊んでくれると思います。

漫画「かいけつゾロリ」原作・監修:原ゆたか 作画:きむらひろき
 電撃コミック ガオ!で連載していた“デュアンサーク〜詩人の称号〜”の作画は、かなりひどかったですが、ゾロリの場合は綺麗な線で、原作の雰囲気を損なってはいません。
 ギャグセンスもなかなかで、ゾロリワールドにグイグイ引き込まれてしまいました。
 ヒカリアンのブラッチャーズ、またはタイムボカンシリーズの3悪に通ずるところがあり、私は“かいけつゾロリ”が好きになってしまいました。

漫画「かいけつゾロリ4コマ大作戦」原作・監修:原ゆたか 作画:きむらひろき・牧野博幸・新山たかし
 きむらさんに関しては同上。
 牧野さんは、ゾロリの性格を充分把握していないようですが、まあ面白い。
 新山さんは、絵があまり似てないのが難点。作品の感じは微妙。

漫画「キュウマ!」前田春信
 80年代後半っぽい雰囲気です。
 面白いかどうかは、今後の展開を見ていかないと判断できません。
 Googleで名前を検索してみたところ、何の手がかりが見つかりませんでした。
 新人?

漫画「名探偵ズッコケ三人組」原作・監修:那須正幹 原作イラスト:前川かずお・高橋信也 シナリオ:矢澤和重 作画:新山たかし
 原作風味の漫画に仕上がっています。
 あまり面白くはありませんが、完全に脚本家の作風に仕上がっていたNHKのドラマ版「ズッコケ三人組」と比べたらまし。
 ちなみに原作の書籍に関しては、現役小学生だった頃にこのシリーズを読んだのですが、子供のイメージが古すぎると感じました。
 新山氏は、少年ギャグ王で“半熟忍法帳”を連載していた方です。

漫画「ともだちロボット ギタロー」ストーリー:タケカワユキヒデ 作画:牧野博幸 プロデュース:宮永正隆
 個人的には、タケカワプロデュースと聞いただけで、NHK“天才テレビくん”の嫌な思い出が蘇ってくるのですが…
 絵柄・ストーリーは、コミックボンボンのまともな作品といった雰囲気。
 牧野氏も“少年ギャグ王”出身です。

漫画「とつげき!ぷるぷる学園」くぼたまこと
 少年ガンガンで“GO!GO!プリン帝国”を連載していた、くぼたまことさんです。
 あの頃と、全く作風が同じです。

漫画「からどろ」大西俊輔
 “日韓合同マッグガーデンコミック大賞 ギャグ部門ホープ賞”受賞作です。
 美奈子が洋平に気づくというきっかけの部分の描写が足りなくて、少々引っかかりましたが、まあいいんじゃないでしょうか。
 タイトルを見たときは、お化け話かと思ってましたが、“体泥棒”の略なんですね。

漫画「すぷーす」くんくみこ
 幼児雑誌に載っていそうな作品。
 幼児にとっては、シンプルでわかりやすいです。
 薫くみこさんは、児童文学作家だそうです。

漫画「まじょ子の大冒険」原作・監修:藤真知子 原作イラスト:ゆーちみえこ 作画:みずなともみ
 非常に萌えました。
 原作と全然絵柄が違うじゃないですか!
 女の子向けでしたが、あまり少女漫画っぽくありません。
 みずなさんは、小説版アークザラッドの挿し絵を担当していた方のようです。

漫画「島っ子だっちゃ!」ないとうくるみ
 ホッチキス綴じで駅売店で売っている、ファミリー向け月刊漫画雑誌にありがちの作品です。
 例えるなら田島みるくを、薄くした感じ。
 ということで、作品はそれなりです。
 ポプラ社から何冊か本を出されてますから、この方はポプラ社側で確保したと思われます。

漫画「タロットマスター」岩村俊哉
 絵柄・作風を見ると、遊戯王のような感じがしないでもないです。
 初期の少年ガンガンで“電撃ドクターモアイくん”を連載していた方です。

漫画「クータマ」中川いさみ
 ゆるゆる不条理漫画です。
 「クマのプー太郎」の作者のようです。
 こちらも、ポプラ社側です。

漫画「スパナ」凪沢亮介
 普通です。特に不満は感じませんでした。
 いいんじゃないでしょうか。

漫画「ペケペケ ペケル」いがらしみきお
 少年ガンガンで“忍ペンまん丸”を連載していた方です。
 色の塗り方が特徴的なので、すぐに誰が描いているか分かります。
 ストーリーは“忍ペンまん丸”、キャラクターは“ぼのぼの”という感じです。
 ペケルが雑味を吸収してくるので、“ぼのぼの”の不条理純度が上がりそうな予感。

漫画「フェアリーアイドル かのん」袴田めら
 この程度の作品は、低年齢向けの少女向け漫画雑誌によくあります。
 ステンシルに連載を持っていた方です。

漫画「ファントム!」大斗改
 絵柄・表現力が未熟です。
 新人?

漫画「学校の怪談」原作・監修:日本民話の会学校の怪談編集委員会 作画:小川京美
 絵柄はかわいいです。
 ただの恐怖話で終わらせて恐怖心を煽らないように、オチを用意しているという点が好印象。
 小川さんは、エニックス人脈でも、ポプラ人脈でもないようです。
 アミューズメントメディア総合学院で講師をしているようなので、マッグガーデンが言っている
>平成16年には、東京と大阪に教室がある専門学校に、マンガの講師を派遣。
は、アミューズメントメディア総合学院の可能性があります。

漫画「久字古妖怪伝ふわゆら」丸べこ
 「東京アウトバースト」で“日韓合同マッグガーデンコミック大賞STORY部門入選”で受賞した方です。
 小学3・4年生向けかな。絵柄にメリハリがあるので、将来伸びる作者だと思います。

漫画「ネムクマ」ボッカ
 80年代のレトロ風キャラクターです。
 これは漫画と言うよりも、アート作品です。
 ただ、レトロ風アート作品が好きな人は少ないので、難しいかな。

漫画「ウキウキウラワザる王国」みちのく
 投稿でいろんな裏技を募集して、それを漫画の中で紹介するというものです。
 おまじない的な裏技が中心です。
 学研の科学と学習、小学館の学年誌で活躍している方です。

漫画「おかん」凪原猫子
 “日韓合同マッグガーデンコミック大賞 ギャグ部門佳作”受賞作です。作者名が受賞時と違いますが、名前を変えたのかな?
 インパクトはいいんですが、表情をもっとつけてほしい。

企画「大人にはないしょだよ」作画:小野寺ぴりり紳 イラスト:伊東ぢゅんこ・いけだほなみ・はるまき 協力:まえだともひろ 企画・編集:株式会社アルバ
 ゲームブック的な内容です。
 ゾロリの方とは違って、こちらは小学生向け。

企画「こちらブンブン放送局おたよりランチタイム」おぎのひとし
 読者からのお便りを、漫画の中で紹介していくという形式のコーナーです。
 嫌みのない絵柄です。

付録「ブンブンとくせいゾロリうでどけい」
 小学生向け雑誌の付録ですから、防水加工がなく、安っぽいのは仕方がない。
 見た感じ¥70くらいで作れそうな代物なので、手荒に扱ったら、すぐに壊れてしまうでしょう。
 本体がABS樹脂作られた、オレンジと黒の縞模様のデジタル腕時計です。
 ゾロリとイシシ・ノシシが印刷されてます。

付録「かいけつゾロリスペシャルカード」 
 カードは綴じ込みで、シークレットにはなっていません。
 ゾロリとほほですな。

付録「ゾロリなりきりマスク」
付録「かいけつゾロリふくわらいゲーム」
 “たのしい幼稚園”や、小学館の学年別学習雑誌(小学○年生)についてくる、あれです。

【ブンブンとマッグガーデンの将来】
総評は、ポプラ社が長年積み重ねてきた良質な資産が魅力の良質の雑誌です。
あとは発行部数と採算、そしてポプラ社のやる気・資本がどこまで続くかが問題ですね。
低年齢向けの商品は定着するまで、かなりの時間がかかるので、部数の急激な伸びは期待できません。
こういうものは、良質の作品を長期間じっくり積み重ねていって、はじめて利益が生まれるものです。
つまり、5年や10年単位で今後を考えてゆく事業なのです。
そのかわり、軌道に乗ってしまえば長期間にわたって安定収入が得られるということでもあります。
また他の問題点としては、漫画雑誌の一番重要な収入源である、連載作品の単行本販売が難しいため、採算が辛そう。
また現在、広告がバンダイ・丸美屋・バンプレスト・タカラの4社のため、広告収入も不安。
採算に関しては、マッグガーデンがアニメ化やキャラクターグッズの版権収入を握ることで解決しようとしています。
“かいけつゾロリ”のアニメ化は、“プレコミックブンブン”の販促と読者の定着、そして版権収入を増大させようという作戦なんでしょう。
しかし、キャラクタービジネスはギャンブル性が強いですから、吉と出るか、凶と出るか。
ま、そういった訳でポプラ社が資本的に、どこまで辛抱できるかが、今後のマッグガーデンにとって重要なわけです。
ポプラ社は老舗の絵本出版社ですから、自社の持っている資産と、負わなければいけないリスクは、当然理解していると思います。
また、ブンブンにとっては、現在は“かいけつゾロリ”に頼るところが大きいので、次の看板作品を育てるのも課題です。
そんなこともあって、マッグとポプラは合弁会社を設立して、そこにリスクを負わせるようです。
マッグのプレスリリースによると、合弁会社は、株式会社ビープラス(2003年12月設立予定)で資本金1,000万円のうち40%をマッグが、残り60%をポプラが出資。 
社長は、ポプラ社の坂井宏先。
事業内容は、ブンブンの編集、単行本・関連書籍の出版、キャラクターライセンス事業の展開(ポプラ社の既存キャラクターは除く)。
創刊号の編集はマッグガーデンですが、2号以降はビープラスに移管するようです。

創刊号は35万部刷ったそうです。
ちなみに少年ガンガンが30万部、児童誌で一番売れている“てれびくん”は36.3万部、“テレビマガジン”は34.0万部です。
(発行部数は日本雑誌協会 掲載各誌・発行部数リスト(数字は2002年度のもの)より)


2003/12/08 かいけつゾロリアニメ化について
(福)氏の日記によると、先日アニメ「かいけつゾロリ」の記者会見があったそうです。
監督は、エンジェリックレイヤー・あずまんが大王・ガドガードの錦織博、音楽は青春ラジメニアでもおなじみ田中公平大先生(笑)、ゾロリ役は、やまちゃんこと山寺宏一。
おぉ、なんて豪華な。

 そういえば、ゾロリのアニメに関して、ZDNetにこんな記事がありました。
  「TVアニメ製作プロジェクトに特別目的会社を活用

ポプラ社(原作)・バンダイ(玩具・アパレル)・ハピネットピクチャーズ(ビデオ・DVD)・アンバーフィルムワークス(アニメ制作)・ウィズコーポレーション・レタスアンドピアスの6社が、特別目的会社 株式会社ゾロリエンタテイメント(以下、ZE)に出資して、ZEに一切のリスクを負わせるとのこと。
全体で、数十億円/年の売り上げを予想しているようです。
ZEの運営は、ジャパンデジタルコンテンツが行うとのこと。
広告代理店は東急エージェンシー、制作局は名古屋テレビ、主題歌はソニーミュージックエンタテインメント

SMEなのでCCCD決定ですか……

10/5にマッグガーデンから出たニュースリリースによると、キャラクタービジネスについては“ポプラ社の既存のキャラクターは除く”との但し書きがありました。
アニメには一切タッチしない模様。
そりゃそうだ。マッグにとっては、リスク大きすぎだもの。


2003/12/13 ポケモン無償修理の実態
例のポケモンルビー・サファイアのバグで無料修理に出していたソフトが戻ってきました。
先日任天堂から“他の人のソフトと混ざってしまって分からなくなってしまったので、主人公の名前を教えてほしい”と連絡がありました。
修理が殺到しているので、現場では混乱してしまっているようです。
修理に出す際には、ソフトのシリアルナンバーも記入したほうがいいようですね。

で、修理の件なんですが、修理伝票には“時間修正”と書かれていました。
しかし、プレイ時間や時計の値がいじられた形跡はありませんでした。
また、同封されていた小紙片には、
「ポケモン ルビー・サファイア」で「きのみが成長しない」「ポケモンくじがひけない」等の現象が出てしまい、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありません。
再発しないように時間修正を行いましたので、取扱説明書の21ページに書いてある“記録してあるレポートを完全に消すときは、タイトル画面で「上」「セレクト」「B」を同時に押す”コマンドは、絶対に行わないでください。
任天堂株式会社
とありました。
これらから推測すると、任天堂が行った修理とは、セーブデータの一部を書き換えてバグらないようにしただけのようです。

実際問題、プログラムを書き換えようにも、ROMに格納されているから書き換え不可能。
では新しいROMを作ってセーブデータだけを移し変えるのかと思ったが、ROMを発注してから納品まで最短1ヶ月はかかるし、国内だけでも479万本(9/26現在)も売れてるから莫大な損失となる。
ということで、いちばん簡単なセーブデータの書き換えということに落ち着いたようです。
任天堂の判断は、企業としての判断は妥当でしょう。
しかしユーザにとっては、かなり不満の残る対応です。

レポートを消したいときは、最初からはじめて、上書きするしかないようです。


2003/12/14 今週の看板広告:パチンコタワー
小田急線 相模大野駅にて



[パ]チンコ[タ]ワー





――「パ」と「タ」が青いのは意図的ですか?


※この文章は、ClapClapClap!のトップページに掲載していたものです。


2003/12/19 うちの大学、センター試験会場です
先日、弟の大学入試センター試験の受験票が届きました。
それによると、今年の神奈川県の大学入試センター試験の試験場は、うちの大学だそうです。
交通の便が悪いのに何故?

私がセンター試験を受けたときの会場は、横浜国大でした。
相鉄線和田町駅が最寄りなんです。
しかし、駅からの直線距離はたいしたことないんですが、大学までは長くてきつい坂を登らなくてはいけないので、閉口しました。
なにせ、徒歩で20分ですから。
[和田町からの横浜国大までの地図]

裏技として、横浜市営バス・相鉄バスを使うという手もありますが、横浜駅西口からだったり、和田町駅からちょっと歩いたところのバス停から乗らなければいけない等、あまりおすすめできません。
[キャンパスマップ 交通案内]


2003/12/21 今週の獣神サンダー・ライガー
妙な名前の引越し会社が、ラジオCMを流していました。




プロレス運輸株式会社






――トップから、これですか…
主要取引先が新日本プロレスってことは、作業員は全員プロレスラー?


※この文章は、ClapClapClap!のトップページに掲載していたものです。


2003/12/22 ダメダメNAVER Mail
メールマガジンを発行してるんですが、先日、ネイバーのNAVER MAILからエラーメールが帰って来ました。
配送過程で発生したエラーは、全てまぐまぐに送られるはずなのですが……
で内容は、メールボックスが一杯になったというエラーでした。
これが、そのブツです。
kitajima saburo (oyaji) さんに送信したメール<ポケモンサテライト メールニュース#119> は次の理由で転送に失敗しました。
--------------------------------------------

QUOTA_FULL

--------------------------------------------
このエラーメールには、そのメールアドレス所有者の本名(ローマ字表記)も記載されています。(個人情報保護のため、名前・アカウントは架空のものに変更しました)
これ、個人情報だよね。
もしこれがメーリングリストなら、購読者全員にばら撒かれてしまうんですよね……

エラーメールは、ヘッダにReturn-Path:かErrors-To:があれば、そちらに送られる決まりになっているのですが、NAVERの転送メールはReply-To:を優先しているようです。
なんでやねん!
この現象については、まぐまぐも把握しているようで、
■マガジン発行のたびにエラーメールが届きます
 本来はまぐまぐへ返ってくるべきなのですが、ごく一部に Reply-To: へエラーメールを返すメールサーバがあるためです。
エラーメールのヘッダと本文をそのまま publ@mag2.com へお送り下さい。
当該アドレスで登録されているマガジンをすべて解除します。
とのこと。


2003/12/22 田中美和子、仕事復帰!
ラジオ番組板の鶴光スレより、
おみわこさまが、12/31にbayFMで放送される「bayfm 年越し Special Program 2003-2004」の中で“東京ディズニーリゾートカウントダウンレポート”のリポーターとして登場するそうです。
 http://www.bayfm.co.jp/tokuban/tokuban.html
お帰りなさい、お美和子さま!

※後日談
 実は、すでにbayFMの「DISNEY WEEKEND BREAK」(土・日 7:55〜8:00)のDJとしてレギュラー出演していたことが判明しました。


2003/12/25 桜野みねねさんのこと
いろいろあった桜野みねねさんですが、実は先月からホームページを再開してます。
公表すると荒れそうなので、ひっそりと見守っていたんですが、月天スレで、エネニム オナルカス ◆m2nIThBwKQ氏がサイトの在り処を示唆してたり、日記でマッグにリンクを張るよう依頼したという記載があったので、桜野みねねさんの新サイトのURLを紹介。

 ももふぁいぶ
  http://olive.zero.ad.jp/momofive/

荒れるから、BBSはなくしてほしいなぁ。

ポケサテ!の定期巡回で、最後通牒の掲示板を見ていたら、月天再逢の問題について訴えている人を発見。
 http://caveyojide.hp.infoseek.co.jp/sakurano.html
>しかし、今の守護月天を桜野先生が描かれていないという証拠は、ちゃんとあります。
>「筆跡」です。
その筆跡鑑定って、私が某所にアップした画像のことか……

以下は、私的見解。気に入らない人は読まなくて結構。

“まもって守護月天!再逢”が、“まもって守護月天!”よりも物語性・絵柄が劣化しているのは事実。
しかし、連載途中で打ち切りにならなかっただけ、ありがたいと思う。
再逢が嫌いなら、読まなければいい。
自分の好きな作品が、惨めな姿になるのは忍びないという気持ちは判る。
しかし抗議活動をすることで、月天がさらに惨めな姿になってゆくのは、いかがなものか。
最終的に自分の作品をどうするかは、クリエイターである桜野さんが判断すべきこと。


2003/12/30 今年は、これで終了
さっきまで、メールマガジンのほうで「ニュースで振り返る2003年」という記事を書いてました。
突貫工事で書き上げたので、非常に疲れました。
途中から半分投げやりの文章になってしまったのが心残り。
とにかく今日中にメールマガジンを出さないといけないので、なんとか形にして、23:00に配送予約をセットしてきました。

で、本日はFLASH紅白の最終日です。
初日は、なんだかなぁという作品ばっかりでしたが、ここにきて実力派のFlash職人たちが続々登場してきました。
原稿をあげたばかりで、全部見る気力がないので、普段から評判の高い人を中心に見てきました。
どの職人も、曲選びがうまいですね。
[紅組]
★紅白さん( (・ω・)ノシさん)
 ノシさんの作風が好きで、期待していたんですが残念。
 作品として完成されていませんでした。
★大江戸てろリズム(モナ倉さん)
 作品としての完成度は高い!
★ぬるま湯音頭(のほほんさん)
 “人生論”で踊る!?それも萌えキャラで!!
[白組]
★アニメ2ちゃんねる(AKIRAさん)
 2ちゃんねる大王ほどの滑らかな動きではないのが残念。
 もっと丁寧に作って欲しかったなぁ。
★ステレオ劇場「かえりみち」(NNSJさん)
 凄い、本当に3Dだ!
 おまけに作品の質も高い。

ということで投げやり気味ですが、今年の更新は、これでおしまい。
良いお年を!


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