日記の過去ログです。2004/3/2をもって更新終了しました。 |
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長年アニメにハマっていると、これは いいアニメ作品か?が見分けられるようになりました。文章が長くなりますが、私の経験を元に書いてみます。 見分け方は、映画の批評と 基本的には同じなんです。 まずは、その作品は 何を表現したいのか、を理解することです。 作品の意図を理解していないと、正しい判断ができません。アニメ雑誌の、読者投稿を読むと、的外れの批評が、しょっちゅう見られます。またアニメ雑誌のライターが書いた記事でも、そのような批評が見られるのは残念です。 正しく理解するためには、その作品についての記事を読んだり、原作を読みましょう。監督や脚本家、そして原作者の意図が理解できます。 つぎに、スタッフの確認です。監督、脚本家と演出家、声優の順で、重要です。 声優が誰であろうと、どんなに すばらしい原作であろうと、監督次第でアニメ作品は変わるんです。 監督は、その作品の全てに かかわってます。スタッフ・製作会社選び や 制作指揮、予算配分、ストーリー展開の決定、原作者への交渉など。上記のことをプロデューサー等が行っている場合もありますが、制作にかかわる部分での全ての権限は 監督にあります。作品を作る上で最も重要なのが、監督の力量です。 脚本家と演出家は、作品を目に見える形にする作業をしています。作品の、設計図作りをしているわけです。 脚本家は、ストーリーを具体化します。演出家は、どのような映像にするかを、決めます。この説明、分かりづらいですね。 アニメと同時展開しているマンガ(雑誌連載が、アニメ放送開始と同時期のもの)を読めば、どのような仕事なのかが分かります。同じ作品で、同じストーリーなのに、雰囲気やストーリーが違って見えることでしょう。同じストーリーなのに、味付けが違うだけで変わってしまいます。これが、脚本家・演出家の仕事です。 アニメ雑誌では、演出家が注目される事は少ないのですが、現在活躍している監督のほとんどは、演出家出身であることを見ても、演出家は重要であることが、分かります。 声優は、芝居に例えると、役者です。アニメ好きの人は、声優を重視していますが、作品の出来には、あまり関係がありません。 たしかに、声の演技がうまい声優を起用すると、その声優が演じるキャラクターは生き生きとします。しかし多くの場合、他のキャラクターを演じる声優は、演技が上手ではないことが多いのです。すると、うまい声優の演じているキャラクターだけが、浮いてしまいます。そこで、バランスを取るために、うまい声優は 演技を控えめにします。するとバランスは取れますが、作品の出来は良くなりません。 声優に要求されるものは、作品の理解と 演技のバランス、そして演技力です。バランスさえ取れていれば、多少の演技力の問題もクリアできます。 その他に、アニメーション制作会社や、原作を出版している出版社、制作した放送局、放送された時間帯、などでも アニメ作品の傾向がわかりますが、素人には難しいですね。 これらの基準で判断する場合は、最低限 第1話と第2話を見ないと判断できません。第1話は、たいてい人物や世界の紹介で終わってしまうから、つまらないことが多いです。(視聴率もそれを示してます)しかし、アニメ作品を楽しむためには、第1話は重要です。人物や世界を知っておくと、より一層楽しめるからです。 「原作と、アニメは、同じ作品ではない」。 小説、マンガ、アニメでは、各々表現方法が違います。また、テレビが社会に与える影響にも配慮して、原作の一部(時には土台部分も)を変えてしまうあります。このせいで、原作とアニメが、大きく違ってしまうことがあります。仕方がありません、諦めましょう。(中には、出来の悪さを、表現方法の違いのせいにする ひどい監督もいる……) 最後に一言。アニメを見て、楽しんでください。アニメは娯楽なんですから、楽しまなきゃ損だよ! |
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あなたは、よくポストを使いますか?私は、毎月使っています。と言っても「ガンガン」のアンケート葉書なんですけどね。 で、気が付いたことがあります。 郵便を出す時、郵便ポストの奥まで入れない人が、結構多いのです。 あるとき、ポストに手を突っ込んだら、封筒が2通出てきました。 また、郵便物が引っかかっていることも多いです。 こりゃ、いかん。きちんと奥まで入れなきゃ。 ちなみに、私は奥まで入れてます。 郵便ポストは防雨のため、構造上 郵便物が引っかかりやすいので、仕方ないのです。 でも、奥まで手を突っ込めば済むはずです。 最新型のポストにすれば、ほとんど引っかからないんだけど、普及型のポストは仕方ないね。 郵便物は、奥まで入れましょう! |
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ポケモンの中でニャースだけが、しゃべることができます。しかし、ほかのポケモンは、しゃべることが できません。どうしてでしょうか。 実は、他のポケモンも しゃべることが できたかもしれなかったのです。 ポケモンの 1回目の製作会議で、「ポケモンは、しゃべっていいか?」という話が出ました。そのときの話では、しゃべることのできるポケモンが少しいる、ということでした。その後、ピカチュウもしゃべる ということに、決まりました。 しかし後になって、このアニメ作品には、動物のように しゃべらないものと人間とのコミュニケーションが大事だ、とアニメ製作スタッフは考えました。結局、しゃべるポケモンは、いないことに、変更しました。(映画に出てくる、伝説のポケモンは、別です。)しかし、それは放送が始まった後のことでした。 最初から、ニャースは しゃべることができる、と決めていたので、第2話「たいけつ!ポケモンセンター! 」で、ニャースは、しゃべってしまいました。 仕方がないので、アニメでは、第72話「ニャースのあいうえお」で、しゃべることができるようになった理由を、作りました。
ポケモンの話の中で、一番心に残った、という人も多いようです。 中には、この話のセリフを、全部覚えている という人も…。 ニャースの意外な過去が、見られた話でもありました。 |
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このサイトを立ち上げてから、1ヶ月が経過しました。ありがたいことに、140Hitいきました(メンテナンス時のアクセスは除く)。ところが先日、カウンターを借りているLagoon-Netさんから、カウンターサービス終了のメールがきました。そこで、別の所を探したのですが、見つからない。新規受付中止だったり、広告付きだったり。gooとの契約で、広告付きのカウンターは まずいんです。できることなら、アクセス解析が付いて、日本語でサポートしてくれるところが いいんだよね。 今は、暫定的にgoo標準のカウンターを使っているんですけど、これって再読込もカウントするんだよ。だから、前のカウンターの数字の、約2倍になっています。 なんとかしないとね。 後日談: カウンターとアクセス解析は、別のところのを使うことにしました。 |
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最近、コンビニから、ポケモンパンが消えた。かわりに、ウルトラマンのパンがあらわれた。 そろそろ、ポケモンパンも終わりなのかなぁ。ポケモンパンは、おいしくないからなぁ。 そういえば、Pi-kaってどこで売ってるんだろう?神奈川県内では見かけないなぁ。コンビニ・スーパーで探したけれど、見つからなかった。一度、埼玉のセブンイレブンで見つけた。神奈川では入手困難だよ。 理由は、一度飲んで分かった。おいしくないから、置いてないんだ。 後日談: 11月からポケモンパンの新商品を出すため、出荷量の調節をしていたみたいです。11月に入ったら、通常通りに戻りました。 |
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ムサシ・コジロウ・ニャースたちが入っているロケット団は、悪の秘密結社です。とは言うものの、3人が登場するときに、“ロケット団”を名乗っているので、秘密ではなくなっていますけど…。そういえば、ロケット団は一体どんな悪事を働いているんでしょうか? ロケット団は、ポケモンを密漁・密売や、ポケモンどろぼう や、ポケモンを使って悪さをしている らしいです。たとえば、豪華客船サントアンヌ号でパーティーを開き、集まったポケモントレーナーのポケモンを、根こそぎ盗もうとしたり(第15話「サントアンヌごうのたたかい!」)、ニセのポケモンの育て屋を開いて、預けられたポケモンを盗もうとしたり(第57話「そだてやのひみつ!」)、ミュウツーで世界征服を企てたり(ラジオドラマ「ミュウツーの誕生」・映画「ミュウツーの逆襲」)と、大掛かりな作戦が多いです。 ロケット団の3人は、ロケット団の僻地担当です。期待されていないので、予算が少ないからなのか、彼らの性格なのか、ちまちました作戦が多いです。 落とし穴を掘ったり、サトシたちのジャマをしたり、大したことをしてません。最近は、メカやニャース気球の付属品が使えるので、ピカチュウのゲットも夢ではないのに…。 3人は、サトシのピカチュウが“そこらには いない、すごいピカチュウ”と思い込み、今でもピカチュウをゲットしようと、頑張っています。 |
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現在、ポケモンの脚本は、7人で書いています。 今回は、ストーリーコンストラクション(メインの脚本家)の、首藤剛志さんの話をします。 私は、この人が書く脚本が大好きです。 たとえば、最近では、第213話「ポッポとデカポッポ!まだみぬそらへ!!」を書いています。 また、第1話「ポケモン!きみにきめた!」、第72話「ニャースのあいうえお」、第98話「おニャースさまのしま!?」、ポケモンの映画や、「ミュウツー!我ハ ココニ 在リ」などの脚本も担当しています。また、小説の「ポケットモンスター The Animetion」※1も書いています。 私は、この人が 書いた話で、感動しました。 たとえば、第72話「ニャースのあいうえお」で涙を流した人も、多いでしょう。 一番、心に残った、という人も多いです。 中には、すべてのセリフを言える つわものまで…。 第9話「ポケモンひっしょうマニュアル」、第17話「きょだいポケモンのしま!?」、第136話「リザードンのたに!またあうひまで!!」が、私は好きです。 「ポケットモンスター The Animetion」では、ポケットモンスターの世界の設定(公式のものではない)が、詳しく考えられているので、ビックリしました。 また、ラジオドラマ「ミュウツーの誕生」※2では、サカキの母親と、ムサシの母親かもしれない人が、でてきます。 ここまで深く考えているとは…、恐れ入りました。 ※1 ポケットモンスター The Animation/首藤剛志/小学館/小学館スーパークエスト文庫 VOL.1は\543(税別) [1997年10月 発売]、VOL.2は\524(税別) [1999年10月 発売]。 ※2 サウンドピクチャーボックス『ミュウツーの誕生』/メディアファクトリー/\3,200(税別) 映画「ミュウツーの逆襲」のサントラとセットのCDとなっている [1999年2月12日 発売]。 |