日記の過去ログです。2004/3/2をもって更新終了しました。 |
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最近、TBSラジオの「アクセス」という政治・経済系の番組を聞いています。 ちょっと前までは、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」を見ていたのですが寝る前まで忙しいので、帰宅途中に聞ける「アクセス」になってしまいました。 久々に話を聞くと、企業が膿を出しているみたいです。 どうしようもない企業は、さっさと破綻させないと、被害が広がる。 本来そうすべきなのだけど、裏で色んなことやってるから、簡単に処理できないんだよね。 そして先送り。だから、事態は悪化する。 今は、そのどん詰まり。行き着く所に、行っちゃってるの。 早いうちに、裏の事情も一緒に、思い切って一気に処理しちゃえば、楽だったのに。 資本主義社会で生きているから、景気変動に影響を受けるのは仕方ないけど、どうにかしてよね。あんたたちの責任だよ。 また、経済を動かしているのは政府じゃなくて企業です。 政府が経済を動かせるわけない。だから、企業は政府ばっかりに文句をいわないでよ。 政府の出来る事は、誘導しかないんだよ。 成熟した社会では、政府の誘導はあまり意味がない。これ分かってる? それから、TVでは「○○内閣になってから、何か変わりましたか?」って聞いてるけど、変わるわけないでしょう! 総理大臣が変わるたびに何かが変わったら、民主主義国家じゃなくて独裁国家だよ。 色々と国内で、ごたごたがありますが、それでも日本は幸せな国ですね。 なんとかなるんですもの。 変な国だ、面白い国だ。 ガンバレ、日本経済・日本社会!! |
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最近、NHK総合テレビの放送休止時間では、1970年代の懐かしい曲と映像を、放送しています。 緊急時に、すぐに放送ができるように、送信機の電源を入れておくため、放送休止時間でも放送しているそうです。 しかし、その時間に放送されている番組が、最近変になってきました。 映像と曲があっていない。 何故? 深夜の放送休止時間では、新人カメラマンが撮影した映像や、編集が未熟なものが流されたりしてます。 まぁ、それらは許せるんですけど、映像と曲が合わないのは嫌だな。 たとえば、海援隊の「贈る言葉」と公害の測定だったり、小坂明子の「あなた」と ディスコの映像だったり。 映像が、フイルムで収録したものなので、懐かしさを感じさせる(と言っても、私が生まれる前の映像)のですが、曲と合っていないので違和感が…。 「映像散歩」は好きだったんですけど、これはちょっとね。 |
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エニックスの「少年ガンガン」で連載していた「まもって守護月天!」が、他社に移るそうです。 なんでも、ガンガンの創刊時の編集長が作った、新しい出版社だとか。 マッグガーデンの、2002年春 創刊(予定)の「コミック ブレイド」というマンガ雑誌だそうです。 「小説 まもって守護月天」が終わったり、2002年の月天カレンダーが発売されなかったり、「ガンガンWING」連載の「常習盗賊改め方 ひなぎく見参!」が終わったのも、このせいだね。 「少年ガンガン」2000年3月号に、第67話「星神たちの深い思い(前編)」が掲載されたのを最後に、突然休載した。 その後 編集部から、夏ごろ再開するというアナウンスがあったが、再開されなかった。 OVA発売前で盛り上がっていただけに、休載は辛かった。 あぁ、後編の第68話が読みたい! 紀柳に頼んで、人間サイズにしてもらった離珠と虎賁。 寂しさを感じている出雲に近づいていった離珠。 離珠の行動を不安に思う虎賁。 う~ん、じれったい!早く続きが読みたい!! OVA第8巻「まだ知らない気持ち」が、今月発売されるから、今はまだ我慢してるけど、最終巻だもんなぁ。 今のところ「少年ガンガン」誌面では、移籍のことを発表していない。きちんと発表しなさいよね! |
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ポケモンしか見ていない、と言われそうなので、別のアニメ作品の話をします。 私は、関東の地上波で放送されている新番組の第1話は、ほとんどチェックしています。私は横浜に住んでいるので、TVK(テレビ神奈川)も含んでいます。そこでお勧めの作品を、独断と偏見で紹介します。 お勧めは、「フルーツバスケット」・「ちっちゃな雪使い シュガー」・「おじゃる丸」・「サイボーグ009」です。「しあわせ荘のオコジョさん」も捨てがたいです。私は時間とビデオデッキの制約で「サイボーグ009」と「しあわせ荘のオコジョさん」が見られず、泣く泣くあきらめています。「しあわせ荘のオコジョさん」は、脚本に浦沢義男さんが いるのにぃ~。浦沢さんは「忍たま乱太郎」や「はれときどきぶた」の脚本家です。あの独特のギャグ感覚が好きです。でも「ぐるぐるタウン はなまるくん」が終わってしまったのは痛かった。ベネッセの「しましまとらの しまじろう」に対抗して、学研が放ったキャラクターでした。でも脚本に浦沢さんを起用するとは恐れいった。 「フルーツバスケット」(テレビ東京系)は少女アニメやギャグ作品で評判の高い、大地丙太郎さんが監督をしています。代表監督作は「赤ずきんチャチャ」・「すごいよ!!マサルさん」です。このアニメの原作は白泉社の「花とゆめ」に連載されている、高屋奈月さんの同名のマンガです。私は、原作よりもアニメのほうが好きです。アニメは、原作のいいところを存分に引き出しています。主人公 透の、ちょっとズレた感覚と、やさしさが大好きになりました。原作の良さも、大地監督らしさも生きています。作品全体のバランスが取れていて、とてもいい作品です。キャラクターが本当に生きているような感じがします。オープニング、エンディングもやさしい気持ちになれる曲です。 「ちっちゃな雪使い シュガー」(TBS系・BS-i)は、子供のアニメの原点に帰ったような作品です。キャラクターの絵や、純粋な気持ちが好きです。ドイツに取材に行っただけあって、背景の町並みも素晴らしい。その町の空気が伝わってくるようです。シュガー役が、山本麻里亜さん(私と同い年らしい)から、急遽 川上とも子さんに変わったのですが、かえってよかったと思います。シュガーのセリフ「わっほー!」も大好きです。 「おじゃる丸」は、NHK教育テレビで1998年10月に始まって、現在第4期シリーズを放送中です。「フルーツバスケット」にも出てきました、大地丙太郎監督です。さすがNHK、いい仕事してます。ゆったり、まったり、そしてプッと笑ってしまう。そんな世界が好きです。個性的な住民が住んでいる月光町、楽しそうだなぁ。第4期(2001年4月)から、おじゃる丸役が 小西寛子から西村ちなみに変わりましたが、声は そんなに変わっていません。多少ブラックなおじゃる丸になりましたが、新しい味になって かえってキャラクターが広がりました。 今まで私が見てきたアニメの傾向を見ると、キャラクターは純粋で可愛く、やさしさを持っていて、笑える面白い作品が好きみたいです。 大学生になってから忙しいんですけど、頑張って見ています。アニメは、私に大きな影響を与えました。将来、アニメ制作に かかわれたらいいなぁ。 |
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最近、ブロッコリーのCMを良く見ます。ブロッコリーはゲーム・アニメ関連商品専門店「ゲーマーズ」や、ゲームセンターを経営しています。最近はアニメ制作にも乗り出しています。「デ・ジ・キャラット」や「ギャラクシーエンジェル」・「ちっちゃな雪使い シュガー」がそうです。ブロッコリーは元々、キャラクターグッズのライセンシーだったそうです。また、今年9月、JASDAQに上場したそうで、投資家からも注目されています。(最近、日本経済新聞に取り上げられています) でも、これだけCMを流したり、アニメやグッズを作っていると、ブロッコリーの経営状態が気になります。ゲームソフト開発のコンパイル(代表作は「ぷよぷよ」 現在、経営再建中)みたいに倒産しそうで怖いです。今年は「デ・ジ・キャラット」の映画化もあり、ブロッコリー大丈夫かなぁ? アニメ制作には、結構お金がかかります。一般的なアニメの制作費は、放送時間30分・2クール(全26話)で3億円以上。また、映画(上映時間100分)では3~5億円。さらに、宣伝やグッズの制作費なども必要となります。ちなみに、OVAは1本、2000~3000万円です。 アニメ制作はリスクが高いのです。グッズやビデオが売れないと、制作費が回収できません。ブロッコリーは、賭けに出ました。 結果、「デ・ジ・キャラット」で成功しました。 しかしブロッコリーは、今まで以上のペースで色々と展開しているので、一気に経営が傾く危険があります。今後、アニメがヒットするかどうか不安です。 アニメ制作よりも、店舗展開を加速すべきです。ゲーマーズは現在、全国で14店舗で、関東地方中心の展開です。同業のアニメイトは、全国で52店舗で、関東・関西地方中心の展開です。そのため、ブロッコリーとアニメイトでは、商品をさばく量が違います。 アニメイトは、オリジナルグッズを作っても店舗が多いので売れます。しかし、ゲーマーズは、店舗数よりもオリジナルグッズの乱発が問題となります。アニメイトが避けている、あまり売れないと言われているグッズも作っています。そのため、在庫がかさむおそれがあります。マンガ専門店の まんがの森がアニメグッズを扱わない(一部を除く)理由は、書籍は問屋に返品できるからです。 ゲーマーズで扱っているアニメグッズの種類は、多くありません。「デ・ジ・キャラット」と書籍が目立ちます。今のところ、アニメイトほど色々なアニメグッズが置いてあり、全国に幅広く展開している店はありません。 今までアニメグッズ市場は、アニメイトがほぼ独占していました。ゲーマーズが登場してくれたため、競争が始まっています。アニメイトでは、「デ・ジ・キャラット」に対抗して「アニメ店長」という作品を始めました。なかなか面白い企画です。市場原理が有効に働き、サービスが向上してきたのは、いいことです。ゲーマーズには、頑張ってほしいものです。 後日談: あれから、色々調査してみたんですが、ブロッコリー大丈夫そうです。 年間の売上高が、アニメイトは50億円(1999年9月期)、ブロッコリーは29億円(1999年2月期、2001年2月期は67億円)もあるので、大丈夫でしょう。 また、社長はオタク(に見える)けど、元山一証券勤務だし、ブロッコリーは卸売もやっているから大丈夫そう。 でも「フロムゲーマーズ」が15~20万部も出ているのには びっくりした。 それから、アニメイトはグッズの制作は、親会社のムービックがやっているようです。 |
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アニメ「ポケットモンスター」はアメリカなど、62ヶ国で放送されています。(2001年7月現在)しかし「ポケットモンスター」は、セリフが日本語なので、その国の言葉に直されて放送されています。 世界で放送されているポケモンには、大きく分けて2つの種類があります。ひとつが、日本語版「ポケットモンスター」。もうひとつは、英語版の「Pokémon」です。 アジアで放送されているのは、日本語版「ポケットモンスター」を翻訳したものです。アジア以外の世界中で放送されているのが、英語版「Pokémon」を翻訳したものです。英語版「Pokémon」とは、日本語版「ポケットモンスター」を、英語圏の国の文化に合うように翻訳したものです。これを、もう一度 別の言葉に翻訳してるわけです。 日本語「ポケットモンスター」と、外国で放送されているポケモンとの違いは、何でしょうか。英語版「Pokémon」と比べてみます。 アニメに出てくる日本語看板を、英語や絵に書き換えています。また、音楽を変えたり、日本人だけにしか通じないダジャレや言葉遊びを変えています。また、その国での タブーが 出てきたときには、その部分をカットして放送しています。 翻訳には、必ず厳しいチェックがあるため、台本を4回も書き直すそうです。そのおかげで、どの国でも同じ世界観を保つことができるのです。 「ポケットモンスターアンコール」(テレビ東京 系・びわ湖放送)の、副音声で英語版の音声を聞いていると、日本語版と違う部分があります。日本語版と違うセリフになっているのですが、聞いていると面白いです。」(私は英語が苦手だけどね。) 英語の勉強にもなるので、みなさんも聞いてみてください。 ※ 日本語版と英語版の違いについては、「ぽけもん で いんぐりっしゅ」が詳しいです。 |
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小説「劇場版ポケットモンスター セレビィ~時を越えた遭遇~」が発売されました。映画・テレビアニメを基準にして、感想書きます。 今回の小説は、園田英樹さんが、書いています。映画「セレビィ~時を越えた遭遇~」の脚本を書いた方なので、期待して読みました。 小説というより、脚本って感じでした。つまらなかったです。 まず、文章が淡々としていて、つまらない。盛り上がりに欠けています。ページを割くべき部分と、省略する部分を考えてほしいです。また、映画を文章で表現できていないです。私は、映画を思い出しながら読みました。そうしないと、セリフのニュアンスが分かりません。 また、必要なシーンが書かれていませんでした。スイクン初登場のシーンは、省略しないでほしかった。サトシの心理描写も、ほしかったです。また、サトシの手紙という形で、省略されたシーンを説明していたのですが、長すぎです。 それから、各キャラクターの喋り方が違います。どのキャラクターでも性格が、同じような気がするのは、気のせい? サトシが、バカになっている気がします。性格が幼くなっているためですが、もっと賢いんじゃないの?映画を見ていても、そう感じました。 また、他のキャラクターの考え方・喋り方も、違いました。各キャラクターのセリフに、違和感があります。 良かった点は、ハンターが何者かという疑問が、小説版で解けたのことです。映画じゃ気づきませんでした(笑)。また、死にかけているセレビィを救おうとするシーンで、涙がじわりと出てしまいました。駅のホームで読んでいたのに(笑)。 今でも気になるのは、スイクンとビシャスです。スイクンは、どういう気持ちだったんでしょう?ビシャスが素顔になった瞬間、弱くなりましたが、その理由が知りたかったです。(想像がつくけど) 私は、映画の小説化にあたって「シーンの取捨選択と、キャラクターの心理描写ができるか?」を心配しましたが、心配した通りになってしまいました。 園田さんは、脚本家としては、優れているんですけど、小説家としては、まだまだです。 「ポケットモンスターThe Animation」の首藤さんの方が良かったかも。 |