きゃらりこ日誌

「新サクラ大戦 the Stage ~誠伝 TSURUGI~」を見に行ってきました

昨日、舞台「新サクラ大戦 the Stage ~誠伝 TSURUGI~」の2日目、夜公演を見に行ってきました。
夜公演ということもあってか、観客の年齢層は高めで、男性率は99.9%。
今回の会場はシアターサンモールで、300席弱という比較的小さな劇場です。
私の座席はO-16。
後ろの方の右端の席でしたが、舞台が見づらいということもなく、思っていたより快適に観劇できました。
今回は前回までとは異なり、制作会社がシザーブリッズに変更。
キャストも一新され、続投するのは天宮さくら(関根優那さん)だけとなりました。
制作会社が変わったことに加えて、シナリオの都合もあり、今回は帝都ではなく、京都 嵐山が舞台になっています。
座組が変わったのでいろいろ大丈夫かと心配していたのですが、それにしても、よく昔の埋もれていた設定を引っ張り出してきたものだなと思いました。
過去の設定と干渉しないようにしながら、うまく設定の隙間に新しい物語を縫い込んでいる感じです。
そこを拾ってくるのかと思うような設定もあり、過去のサクラ大戦を知っている身としては、なかなか面白い構成でした。

「新サクラ大戦 the Stage ~誠伝 TSURUGI~」ポスター
「新サクラ大戦 the Stage ~誠伝 TSURUGI~」ポスター

今回は殺陣が多めで、アクションシーンが多かったのも印象的でした。
これはこれで見どころがあって良かったのですが、個人的には、もっと普通の芝居も見たかったところです。
前回までの殺陣にも、それはそれで良さがありましたが、今回には今回なりの良さがありました。
そして何より、新しいキャストでも、ちゃんと「サクラ大戦」として成立していたのは良かったですね。
一方で、少し気になったところもあります。
お芝居そのもののテンポには特に問題を感じなかったのですが、BGMのフェードイン・フェードアウトが少し早すぎるように感じました。
また、シアターサンモールは比較的小さな劇場ということもあり、舞台そのものもやや狭め。
そのあたりは、今回の演出との相性もあったのかもしれません。
それから、ボス役の豪海についても少し気になりました。
『サクラ大戦』第1作の天海の師匠であることを考えると、舞台上の展開の都合があるとはいえ、ちょっと弱すぎるような……
まあ、そこは物語上仕方がないのでしょうけど。
そういえば、沢田ジュリって、なんとなくそんな気はしていましたが、やっぱり「ジュリー」こと沢田研二さんがモデルだったんですね。
劇中でも、ジュリのセリフの中に沢田研二さんの有名な曲名がちょこちょこ出てきて、やっぱりそういうことか、と。
しかし、まだ豪海も死んでいないことですし、さくらちゃんもまだ京都に滞在していることもあるので、舞台 新サクラ大戦の京都編はまだまだ続くんですよね?
舞台の続編に期待していてもいいですよね?


舞台「新サクラ大戦 the Stage ~誠伝(せいでん) TSURUGI~」PV映像

そして、公演後にはお楽しみのライブパートがあります。
1曲目の「檄!帝国華撃団〈新章〉」は撮影可能だったのですが、これがちょっと問題でした。
みんなライブを撮影するので、当然ながら手拍子が少なくなります。
さらに、サビの振り付けも、みんなで一緒に踊ることができない。
ゲキテイって、曲そのものが観客参加型みたいなところがありますからね。
一番盛り上がる曲を撮影可能にしてしまったのは、ちょっともったいなかったように思います。
一応、芝居の中でも歌っているので、そのときに手拍子くらいはできたのですが。
2曲目は公演ごとに異なっていたようで、今回は「奇跡の鐘」でした。


舞台「新サクラ大戦 the Stage ~誠伝(せいでん) TSURUGI~」初日ダイジェスト映像

そして公演終了後には、キャストによる観客のお見送りがあります。
そのとき、キャストから少し離れたところに田中公平先生の姿もありました。
私は一方的な田中公平ファンなのですが、なんというか、舞台に田中公平先生がいると安心感があります。
田中公平先生がいるなら、まだサクラ大戦は大丈夫かもしれない。
そんな気持ちになるんですよね。

今の「新サクラ大戦」は、歌謡ショウの時代のような広井王子さんの物語ではありません。
広井王子さんの手を離れ、新たな世代によって作られているサクラ大戦です。
それでも、新しい舞台なのに、ちゃんとサクラ大戦でした。
そこは今回、かなり嬉しかったところです。

今回はサクラ大戦30周年記念の一環として、再び「新サクラ大戦 the Stage」が開催されたわけですが、こうして30年経っても舞台を見ることができるというのは、やっぱりありがたいことだと思います。
一方で、ゲームにしても舞台にしても、これからサクラ大戦の火をどこまで絶やさずにいられるのか、ということも気になります。
結局のところ、権利元であるSEGAが今後どれだけサクラ大戦を展開していくかにもかかっているのでしょう。
だからこそ、ファンとしてはゲームを買ったり、舞台を見に行ったり、グッズを買ったりしながら、長くサクラ大戦を応援していかなければいけません。
30年続いた作品ですから、これから先も、またこうして「サクラ大戦を見に行ってきました」と書ける機会があればいいなと思います。