先日、深夜テレビを見ていたら、とある化粧品の宣伝番組が流れていました。
アメリカで一番売れているというキャッチフレーズの割には、商品名は明らかな和製英語で、英語圏の人には意味不明な英単語の組み合わせでした。
いつもは、そんな胡散臭い商品なんて気にも留めないのですが、妙に気になってしまいました。
同様の行為をしている大手食品会社傘下の健康食品販売会社の宣伝番組では、違法ギリギリのボーダーライン上でつま先立ちしているのに対し、その会社はボーダーラインから身を乗り出したうえに、さらに手を伸ばしている(?)ので、興味を惹かれました。
で、その化粧品についてgoogleで軽く調べてみました。
そしたら、杜撰な宣伝工作が出てくるわ出てくるわ。
化粧品の口コミサイトに工作員を潜入させ、投稿・自作自演の質問&回答をするまではよかったのですが、ネガティブなコメントの書き込みは一切なし。
まともなサイトにありがちな「肌が弱い人には合わない」・「私には向かなかった」等の、弱めのネガティブな書き込みが一切なく、手放しで褒めているものばかり。
また「よく効くけど、もっと安くしてほしい」「小分けパックがほしい」「近くの店で売っていないのか」等の、効き目とは全く関係のない書き込みもない。
そんなサイトも、広いインターネットの中にはあるかも、と思って、口コミサイトの運営会社を調べてみました。
すると口コミサイトのトップページはおろか、利用規約も運営会社の表記も同じサーバ上に存在しませんでした。
また、上位に出ていたいくつかの宣伝ブログも見てみました。
著名な無料ブログサイト上で宣伝しているものを見たところ、ブログ開設期間が短く、関係ない商品の記事は適当な内容ばかり。
しかも、その無料ブログサイトは、利用規約で宣伝活動が禁止されているところです。
記事の中身を見ると、文体は普通でしたが商品説明になると急に説明調に変わっており、またどのブログもアングルが微妙に違うだけで、ライティング・背景が全く同じ写真を使っていました。
また無料ブログサイトを使っているように偽装した、偽ブログもいくつかありました。
中には、まとも(?)な化粧品宣伝サイトもありましたが、ほとんどは自作自演の宣伝サイトでした。
googleの1ページ目に出ていた、上位サイトを見ただけで、このような体たらとは……
サーバのIPアドレスやWHOISでドメイン所有者を調べれば、自作自演がさらに明らかになるのでしょうが、あまりの杜撰さに、調べる気をなくしました。
もっと頭を使って、上手に宣伝すればいいのになぁ。