現在、Yahoo!Japanで「大人のためのドラえもん特集」という特設サイトが開設されているのですが、そこに歴代の主題歌の動画が期間限定で公開されています。
全動画を見たのですが、同じ曲・歌手でも何故か音が違うような……
じっくり聞き込んでみたところ、同じ主題歌「ドラえもんのうた」(歌唱:山野さと子)で、音質・各楽器の音量が違いと、バージョン違いという相違がありました。
音質・音量は、当時の録音技術やテープの保存状態、ミックスダウン時のバランス調整の問題なので、それらを除外して分類すると、大きく分けて音源が3バージョンあることが分かりました。
ここでは仮に、1979年・1984年版で採用されているAタイプ、1981年版で採用されているBタイプ、1992年・1995年版で採用されているCタイプと分類することにします。
一番の大きな違いは、歌手です。
まず、Aタイプ・Bタイプは大杉久美子さん、Cタイプは山野さと子さんです。
ドラえもんのセリフ「ハイ!タケコプター」です。
Aタイプは、ドラえもんが古いアニメの少年のような声で「ハァイ、タケコプタァ」と言っています。
一方、B・Cタイプでは少し枯れた声で「ハイ!タケコプター」と言っています。
また「アンアンアン とってもだいすき ドラえもん」の部分でも、判別することができます。
注意深く聞くと、Aタイプでは「アンアンアン〜」では、スムーズに1回目から2回目の繰り返しに入ります。
しかしB・Cタイプでは、1回目の余韻が急に途切れて、2回目の繰り返しに入ります。
どうやらB・Cタイプは、フルサイズの音源を編集して1コーラスにしたもののようです。
まとめると、
【Aタイプ】 音源:1コーラス用音源 歌手:大杉久美子
【Bタイプ】 音源:編集で1コーラス化 歌手:大杉久美子
【Cタイプ】 音源:編集で1コーラス化 歌手:山野さと子
となります。
昔のアニメの主題歌って、テレビサイズとフルサイズを製作することが多かったのですがが、1990年代以降はフルサイズ版しか製作しないで、テレビ用には編集で短くしたものを使うことが多くなりましたね。
たまに、編集のせいで1番と3番の歌詞がヘンなところで繋がって、意味不明の歌詞になってしまう曲もあります。
最近はテレビサイズへの編集も考慮に入れているためか、歌詞が意味不明になることもなく、またテレビサイズに編集したあとにミックスダウンするため音のつながりがおかしくなることもなくなりました。
TV版「ドラえもんのうた」の音源は3種類!?
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