きゃらりこ日誌

AMiTY VPゲット

使えそうなジャンク品を探すため、週に2回ほどハードオフに通っているんですが、先月ジャンクパソコンの棚の端っこに三洋電機のパソコン(当時はマイコンと呼ばれていた)MSX2+で、WAVYのFDDなしモデルが登場しました。
私が初めて買ったパソコンの下位機種だったことと、¥3,150だったこと、それからファンダムライブラリーのROMカセットつきだったので、思わずレジに持って行きそうになってしまいました。
しかし自宅でのジャンク置き場所の確保が難しいのと、1チップMSXの優先予約に申し込んでいたこと、それにそのときの懐具合等の都合があり、あきらめました。
せめてカセットだけバラ売りしていたら……

で、今日もハードオフに寄ってみたんですが、たいした物がなかったので何も購入せずに帰宅の途についたのですが、店の近くのゴミ捨て場で、ちょっと大き目のハンドヘルドPCを発見しました。
このゴミ捨て場には、ハードオフで買い取ってもらえなかった物を捨ててゆく人がいるんですよねぇ。

自宅に持ち帰ってよく観察してみると、カバーや、液晶の周りの枠の上部に「Amway」と書かれていました。
これって一時期マルチ商法問題を起こした、あのアムウェイの放出品?
機種名の「AMiTY VP」で検索してみると、いろんな情報が出てくるわ出てくるわ。
どうやらアムウェイが1997年に導入したもの(下の日経オープンシステムの該当記事参照)のようで、2001年頃にリース切れのものが秋葉原に大量放出されたそうです。
これも、その中の1台かと思われます。
性能は、Pentium75MHz相当と今にしてみたら貧弱ですが、LANカードをさしてやればLinuxの端末や簡易ワープロぐらいには使えそうです。

電源コードが見当たらなかったので、内蔵バッテリーで動かしてやろうと思ったのですが、電池切れでした。
そこでThinkPadの16V 3.36AのACアダプタで代用してやろう思ったのですが、プラグが太くて刺さらない。
どうやらEIAJ規格外の1.3φ(センタープラス)のプラグをつかっているそうなので、どこかから調達するか、変換プラグをつくらなけれなければいけないなぁ。

モデムカードとキーボードも一緒に捨ててあったのですが、キーボードの方は残念ながらコードがすっぱりと切られていました。
しかしPS/2接続とのことなので、ケーブルを付け直してやれば使えそう。
PS/2のケーブルと、マウス接続用の分岐ケーブルも調達しないと。


日経オープンシステムの該当記事
日経オープンシステム- News on the Web! -
アムウェイが販売員向けモバイル・システムを10月稼働,携帯PC30万台利用も視野に(97-07-11)

無店舗直接販売業などを営む 日本アムウェイ (本社・東京都港区)は,ディストリビュータと呼ぶ訪問販売員が商品の発注などに用いるための大規模なモバイル・システムを構築,97年10月より稼働する。スタート当初は,3000台の携帯パソコンを導入。その後順次拡大し,公称109万組(家族でディストリビュータになっているケースもあるので単純な人数にはならない)のディストリビュータのうち,電話発注の権限を持つディストリビュータ30万組への導入を目指す。使用する携帯パソコンは三菱電機のWindows95搭載のペン入力型パソコン「AMiTY VP」をベースに日本アムウェイ向けにカスタマイズしたもの。日本アムウェイはすでに2万台を発注済みである。今回のモバイル・システムだけで,現時点でソフトとハードを含めておよそ37億円規模のシステムとなる(注:ディストリビュータは個人事業主であるため,携帯パソコンはリース契約を結んで利用する)。

全携帯パソコンにSybase SQL Anywhereを搭載
同システムのおもな特徴は,以下の3点。①全携帯パソコンにDBを搭載し,センター側DBと整合性を取って利用する点,②DBの整合性を取るための差分情報などの転送にインターネットを利用する点,③基幹系の処理には一切変更を加えずにモバイル環境を増設した点−−である。同社では,全携帯パソコンに 米Sybase の軽量RDBMSであるSQL Anywhereを搭載。センターで利用するSybase SQL Serverとデータの整合性を取って利用する。携帯パソコン上にDBを搭載することで,販売実績に応じたボーナス・ポイントの情報や製品情報,ディストリビュータ向けのお知らせなどを随時参照できる。ポイント計算などの実績データは,同社が日本アイ・ビー・エムにアウトソーシングしているAS/400を用いた基幹系システムのデータを元にしている。製品情報データなどは別途設置した本社のDBサーバー上に登録している。

センター側と各携帯パソコン上のDBの整合性や携帯パソコン上のアプリケーションのバージョンアップの処理のために,利用者はインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のアクセス・ポイントに一般公衆回線を使用して接続する。最新の情報を保つために,運用上1日1回センター側へのアクセスすることが原則である。

インターネット・サービス・プロバイダ内にサーバーを設置
同社では,ISPと独自契約を結び,ISPのセンター内に日本アムウェイ用のサイトを構築する。複数台のDBサーバーを設置し,同社が大阪に設置しているプライマリのDBサーバーからの最新情報を反映する。利用するRDBMSはセンター,ISP内ともにSybase SQL Serverを利用。サーバー機には米Sun Microsystems製のサーバー機を採用した。携帯パソコンからの発注処理は,ISP内の同社サイトを経由して直接AS/400上で処理を実施する。

プライマリDBサーバーは同社の基幹系システムで用いているAS/400が作成するジャーナルをもとに,2分ごとに差分転送処理を実施し,最新の情報を反映している。大阪センターとISP内のサイトに設置したDBのレプリケーションにはSybase Replication Serverを用いる。ISP内に設置したDBは,2000人に対して1DB,同時ログイン数を100ユーザーとして見積もった。

ISP内のデータと各携帯パソコン上のデータの整合性や最新データの入手は,ISP内の同社サイトに設置したNetscape Commerce Serverを介して実施する。データベースの差分情報はHTMLファイル化して,携帯パソコン側に転送する。携帯パソコン側のアプリケーションが,受け取ったHTMLファイル内の特別なタグを元にSQL文を生成,DBを更新する。DBをすべて置き換える場合は,HTMLファイル内にCSV形式でデータ内容を記述,クライアント側で新たにDBを作成する。ローカルのディスク上にいったん更新前DBを待避して保持し,回線断などが起こった場合は自動的に携帯パソコン側でデータを復旧する。商品画像データの差し替えやアプリケーションのバージョンアップなどバイナリー・データの更新にはftpを用いる。

同社ではすでに97年4月より年齢や性別,パソコンの知識の有無などのバランスを考慮して選定した50人のディストリビュータに試験導入,利用状況をモニターし,本稼働に備えている。
(大谷 晃司)