きゃらりこ日誌

AMラジオをmp3化 ローパスフィルター・ハイパスフィルター設定

[スペアナの波形]Lameでmp3ファイルを作るため、エンコードの際に色々なオプションをつけて聞き比べてました。
しかし音源がAMラジオ番組であったため、音質に大差がなかった(鈍感耳?)ので、結局プリセットのpreset fast mediumで充分という結論に。
なお受信した音をそのままmp3化すると、AM特有のノイズが乗ってしまって聞きづらいのでローパス・ハイパスフィルターをかけてやると聞きとりやすくなります。

まず、AMラジオの音声の周波数帯域は0.3〜7kHz(FMラジオ・テレビ(アナログ放送)は0.05〜15kHz)ということなので、ローパスフィルターで7kHz以上をカットしたところ、かなり違和感が。
そこでソフトウェアスペクトラムアナライザーのWaveSpectra for Windows(後で、SoundEngineにも簡易スペアナ機能があることに気づいた……)で、音源の音声波形を見たところ9kHzあたりまで、ちゃんと波形が変化している様子(※右の画像はニッポン放送の某番組を、携帯小型ラジオで受信した時の波形)。
また2ちゃんねるラジオ番組板のラジオ録音スレや、ジングルスレにアップされた音声をスペアナで調べてみると10kHzに設定している人が多いよう。
ということで、ローパスは10kHzに設定してみました。
ハイパスも特性どおりの300Hzでは違和感があるので、気になるノイズをだいたい除去できて、かつAMラジオっぽさが出る10Hzに設定。
これだけで、結構聞きやすくなりました。
こんな単純な作業だけでノイズって減るんだなぁ。
ラジカセやミニコンポでも、内蔵の簡易イコライザー(最近は付いていないものが多い)を使ってやれば、ノイズが減ってラジオが聞きやすくなるってことですね。

余談ですが、ナイキストの定理(別名 シャノンの標本化定理)によると、音声をD/A変換する際には、サンプリングレートの1/2(ナイキスト周波数)以下の周波数の音しか再現できないんだそうです。
つまり、10kHzの音を記録するためには、サンプリング周波数20kHz以上で記録しないといけないということです。
へぇ、勉強になった。

 参考サイト:
  deztec.jp Tips/Computer/MP3 などの音声ファイルの音質と容量 - outsider reflex
  Wikipedia サンプリング周波数(2006-10-10 16:48:50(UTC)版)

※ちなみにNTTのラジオ中継回線の仕様では、AM:50Hz〜10kHz、FM:40Hz〜15kHzです。