きゃらりこ日誌

水没携帯用の特殊液って、純水のこと?

精製水500mlボトル先日、水没携帯電話の修理を専門とする業者の、加盟店募集の広告を見かけました。
どうやって修理するんだろう?と思い、広告の内容をよく読んでみると「特殊な液体に漬ける」とのこと。

——「特殊な液体」って、もしかして純水のことかな?
モバイル機器が水没してしまったときは、すぐに電池を抜いて、純水で洗って完全に乾かすと、復活することがあるという話を聞いたことがあります。
これは純水は電気を通さないという性質があり、回路基盤が充分に乾いていなくてもショートすることはなく、またミネラル分等の不純物が少ないため乾燥後に回路基盤に残ってしまう不純物によるショートの恐れも少なくなるという理由からです。
googleで先人たちの奮闘ぶりを見ると、成功したり・しなかったりでした。
まぁ駄目でもともとですから、興味があって、壊れても諦めがつく方はチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

純水とは、不純物を含まない(含んでいても微量)純粋な水のことで、一般には純度が低いものが「精製水」として薬局で販売されています。
純水の性質としては、電気を通さないことが有名です(水道水はミネラル分を多く含むため電気を通す)。
主に化学実験やコンタクトレンズの洗浄・保存、医療用具の洗浄で使われています。
価格は、大手ドラッグストアでは500mlで¥110程度。
日本薬局方(第14改正)によると、精製水は原水をろ過・蒸留・イオン交換をし、必要であれば殺菌されて製造されます。
ちなみに限りなくH2O 100%に近い、超純水というものも存在し、LSIや機械部品の洗浄工程で利用されています。
ただし超純水は溶媒としての能力が非常に高いため、素手で扱うのは危険なんだそうです。

※後日追記
車のバッテリー補充液にも、純水が使われているそうです。ただし混ぜものに注意。
また、純水のほかにもアルコール洗浄するという手もあるそうです。アルコールは揮発しやすいので乾燥が速いそうです。なおアルコールの種類によってはプラスチックを侵してしまうことがあるので、イソプロピルアルコール(IPA)を使うとよいようです。ただし印刷がはげてしまうことがあるとか……