きゃらりこ日誌

深夜アニメ2期制とアニメイトグループ

最近の深夜アニメは、2期制を取るものが増えてきました。
ローゼンメイデン・スクールランブル・ARIA……
通常は番組が終わってしまうと、関連商品・原作本はさっさと売り場から撤去されてしまいますが、2期制を取ることにより、1期の放送が終わってから2期が始まるまでの間も関連グッズやDVD・原作本等を並べ続けることができる訳です。
つまりブームを維持させることで、商機を伸ばすのです。
また1期を1クール(3ヶ月)にすることにより、予算の調達が以前よりも比較的容易になり、人気キャラクター中心のストーリーに変える等の軌道修正も容易できます。
またファンにとっては、1期を1クールにすることによって作画の質を保つことができる、第1期を見逃しても第2期を見ることで、話題についてゆくことができるというメリットもあります。

そんな2期制深夜アニメの大半に、アニメイトグループが絡んでいることはあまり知られていません。
昔から、ムービック(アニメイトの当時の運営会社)やアニメイトフィルム名義で製作に参加していましたが、最近はフロンティアワークス名義で製作に参加しているようです。
たとえば、オープニングのスペシャルサンクス・協力といった項目に、フロンティアワークスや上玉利純宏(フロンティアワークス COO・マリン エンタテインメント 代表取締役社長)等の名前が見受けられます。
また番組では必ずと言っていいほど、アニメイトのCMが流れます。

2期制は、アニメイトにとっても関連グッズの商機が長くなるというメリットを受けることができますが、アニメイト独自開発のオリジナル商品の販売機会も広がります。
今までのオリジナルグッズは、放送が始まってから製作に取り掛かることが多いため、放送終了後に発売開始というパターンが多く、商機を逃していました。
しかし2期制をとると、第2期放送期間中に(第1期の)オリジナル商品が店頭に並ぶこととなり、販売のチャンスが広がります。
これはなかなか、頭いい戦略です。


(初出:テレビブログ「4月の陸そよ風 :: A land breeze on April ::」)