きゃらりこ日誌

2005年9〜11月の読書記録

なんやかんやで3ヶ月分の記録です。
どんな内容だったか、ほとんど忘れてます……

●書籍

なっとくする数学記号(黒木哲徳/講談社)
 数学記号についていろいろと疑問をもっていたので読んでみました。しかし本書は高等数学の話を中心としていたため、私の疑問はあまり解決できませんでした。もっと根本的な数学の歴史からたどって調べないといけないのかなぁ。
 しかし「なっとくする〜」シリーズは、必ず表紙に本文の頭の部分が掲載されているんですが、なぜこんな中途半端な内容の部分を抜き出しているんだろう?と思わせるものが結構あります。これも、その1冊ですが。

図解ネットワーク解体新書(株式会社オーアンドケー飯島弘文・鹿島博/翔泳社)
 一般書としては珍しく、著者名に社名が入っています。
 内容は、LANとは何か?からOSI参照モデル・nslookup、果てはWindowsでのネットワーク設定の方法まで、幅広く書かれています。
 写真や図版入りでとてもわかりやすいんですが、どの読者層をターゲットにしているのか、いまいちわかりません。

知性の磨き方(林望/PHP研究所)
 PHP新書は、お手軽な内容で読みやすい本が多いのですが、これもそうでした。雑談風の文章なので、かなり読みやすいです。
 学校は自ら学ぶ・調べる方法を教えてくれる場所で、カルチャーセンターは知識、つまり完成されてしまった成果物を得る場所だという話には、非常に感銘を受けました。
 また活字離れ・古今の名著については、今と昔とでは、時代も社会環境も違うのだから、昔ほど本を読まなくてもすむのは当たり前、名著といっても、その昔に流行したということなのだから、そんなことはどうでもいいと言っています。私も、それにはおおむね同意です。

出版販売用語の始まり(松本昇平/BNN)
 現代の出版用語を知りたいと思って読んだのですが、期待はずれでした。
 大正〜昭和初期に出版界で使われていた用語を、当時の回想を織り交ぜて書かれています。

日本紙幣カタログ2006(日本貨幣商協同組合 編/紀伊国屋書店)
 日銀の貨幣博物館で見た、カラーコインが忘れられず、それがきっかけで読んでみました。
 昭和26年のギザ10(ふちにギザギザがついている10円玉)は、完全未使用のもので6万円。しかし美品(汚れ・磨耗はないが、多少擦り傷ありのもの)になると50円に下がってしまうそうです。その他にも、寛永通宝・中国渡来の古銭・小判・豆板銀・新500円玉・記念硬貨・藩札・軍票・2000円札等があります。

ビジュアル博物館 魔女と魔術(ダグラス ヒル/高山宏 監修/同朋舎)
 ライトノベルと海外の昔話・神話は関係が深いということに気がつき、ちょこっと興味を持ったので読んでみました。
 魔女が秘薬を作るときに使う大鍋は、もともとはイギリスの田舎に住んでいる貧しい人々が料理用の鍋として普通に使っていたものなのだそうです。また、魔法使いはほうきだけではなく、シャベルやクワにも乗って空を飛ぶと考えられていたそうです。そういえば「魔女の宅急便」でキキがモップに乗ってたり、「ひょっこりひょうたん島」では掃除機に乗ってたりしてましたっけ。

早稲田乞食 138(早稲田乞食編集部 編/早稲田大学 早稲田乞食編集部)
 たしか広告批評で、すごいミニコミだという批評があったので、早稲田祭に行ったついでに購入してみました。確かに濃ゆいパワーにあふれるミニコミ誌です。まじめなのか馬鹿なのか……謎です。

はにかみトライアングル(2)(五十嵐雄策/メディアワークス)
 のんびりとしたハーレム小説ですね。残念ですが、絵で売れているんだろうなぁという感じです。もしアニメ化されるとしたら、花田十輝さんの脚本だとちょうどいいかも。

天国に涙はいらない(11)(佐藤ケイ/メディアワークス)
 今回はからくりメイドロボっすか!でもドリル付き…… さすが、今回もやらかしくれました。しかし、このシリーズもそろそろ終わらせ時かなぁ。まだ続けてほしいという気持ちはあるんですが、別の作品も書いてほしいし。

デュアン・サークII(6)(深沢美潮/メディアワークス)
 ノリに乗って書いているようですが、フォーチュンクエストの時のような悪い癖が、徐々に出始めています。
 電撃文庫編集部のドジっ娘 川本さんが担当しているので、余計に心配です。
 それにしても、あちこちで新作を書いていますが、そのせいで作品の質が落ちるという弊害が出ているような……

撲殺天使ドクロちゃん(6)(おかゆまさき/メディアワークス)
 残念ですが巻を追うごとに、勢いが落ちていっている気がします。
 本文は、連載で読んでいるので、書き下ろし部分ぐらいしか読んでいません。

●コミックス

ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル(小林よしのり/開放出版社)
 いろいろ物議をかましている作品ですが、一度も読んだことがなかったので、読んでみました。
 内容うんぬんはともかく、ブラックユーモアで描いている部分がありますが、画風のせいもあり、読者にその意図が伝わりづらくなっています。

清村君と杉小路くんよ(1)(戸塚理弘/スクウェア・エニックス)
 前作「清村君と杉小路くん」の頃と、何も変わってません。それだけに安心感があって、躊躇なく笑えました。

りぜるまいん(スギサキユキル/角川書店)
 アニメが非常にツボにはまったので、原作が気になっていたのですが、まぁそこそこでした。
 1クールアニメとしてはよくまとまっているとおもったんですが、原作自体が短いんですね。もっと岩城くん側の話を描けば、ヒロインのりぜるがいっそう引き立ったのではないかと思います。

アニメがお仕事(3)(石田敦子/少年画報社)
 続きが凄く気になる引きで終わってしまったので、続きがとても気になります。絵は古臭いですが、噂に聞いていた業界の実態について詳しく知ることができます(多少の誇張はありますが)。

伊賀ずきん(4)(たなかのか/マッグガーデン)
 ブレイド作品の割りには安定した笑いが続いているギャグ作品です。相変わらずの画風ですが、それも親しみやすくて、よしです

撲殺天使ドクロちゃん(2)(桜瀬みつな/メディアファクトリー)
 絵もストーリーもなんだかなぁという感じ。あまり進化が見られません。でもネットラジオに桜瀬さんがゲスト出演した際に、萌え〜なキャラだったのが印象的。

西の善き魔女(4)(桃川春日子/マッグガーデン)
 本誌で連載時に読んでいるため、口絵やカバー裏程度しか読んでません。だったら、単行本を買う必要がないような……

プラネットガーディアン(1)(高坂りと/スクウェア・エニックス)
 ガンガン連載時から気になっていたのですが、購読雑誌をブレイドに切り替えたため、それっきりになっていたのですが、続きが気になったので購入しました。
 萌えとギャグがバランスよくて好みです。アニメ化してくれないかなぁ。

鋼の錬金術師(12)(荒川弘/スクウェア・エニックス)
 今回は死者こそでなかったものの、重い展開が続いています。それにしても敵をかく乱させるために、切り取った腕を見た瞬間、背筋がゾゾゾーっとしました。いやぁー、怖っ。

キョウハクDOG'S(1)(しゃあ/メディアワークス)
 一枚絵はかわいいんですが、漫画部分は絵が雑です。白黒は苦手なのか?

(初出:Doblog「11月の風草 :: Eragrostis ferruginea on November ::」)